こんにちは、
ヒューマンビートボクサーで、
datum houseのライター村澤です。
小さなお子さんが居られる方、
または若い世代の方と
交流のある皆さまは、
子どもたちと普段、
どのように接しておられますか?
これからの時代と
これからの日本を担っていく
子どもたちにとって
どういった【教育】を受け、
どんな成長を遂げてゆくかは
私たち日本国民全員にとっての
大切なテーマになってきます。
今回は、
ウェルビーイング(well-being)の
この時代において
子ども達自身も、
それぞれが幸せの在り方を
自分で見出していくために、
我々大人たちは【教育】に
どのように携わり、
どんなアプローチが
出来るのでしょうか?
今回はそんな内容でお届けします。
学力より、中今で「周波数」をみる
戦後から平成までの時代は、
ひとつのことに向かって努力を重ね、
追求していく姿勢や
やり遂げることが大切だとされてきました。
また、義務教育中は、
学びのレベルを周囲の人たちと
合わせるような教育をされてきたかと思います。
裏を返せば、それはある意味
- 途中で辞める人は根性なし。
- 皆んなが出来ることが出来ない人はダメ。
と、学校や社会から
言われているようなものです(笑)。
そして、そのような価値観がこれまでの時代や
世間の「常識」をつくってきたと言えます。
私は日頃から、
ビートボックスのレッスンやコンサートで
よく保育園や学童、小学校などに
行かせていただきますが、
そういう中で直接子どもたちと接したり、
先生方とお話させていただく中で、
ふと感じることがあります。
それは、
【教育】の在り方が時代とともに
ますます変化している
ということです。
それは校舎の形や
導入されている
学習アイテムだけではなく
先生の指導や接し方も変化していて、
例えば、少し前の時代まで
よく見られた、
「右向け右」のような風習は
随分と薄くなってきたように感じています。
教員の方々も
世代交代があるので
接し方や対応の仕方が変化するのは
当然のことですが、
これまでの時代では
ヒエラルキーに象徴されるような
「上の立場の人が
絶対的な権力者である」
というような構図は、
学校生活の中の
ありとあらゆる場面に
存在しているため
その傾向がかなり薄まってきているように思います。
そしてこれは個人的に、
ものすごく良い兆しだと感じています。
大人と子どもの周波数は違う!?
実はそう感じるようになった
きっかけの出来事として、今から数年前、
ある先生との出会いがありました。
その方との出会いを機に、
子どもたちとの向き合い方が
大きく変わったことがあったのです!
その先生というのは、北陸は石川県で
神職をされておられる方。
当時、その先生からひとつ、
とても大切なことを教わりました。
それは
【大人と子どもの周波数は違う】
ということ。
その先生曰く、
大人と子どもでは姿かたちや
知識の差だけではなく、
周波数の違いから
理解し合えないことが
多くあるのだと。
私は普段、ヒューマンビートボックスの
レッスンを行っています。
その先生と出会う以前の私は、
「今日はこれを教えたい」
「この部分まで進めておきたい」
といったように
授業の段取りや
ステージのスケジュールに
気を取られていたり、
「先生としてこうあるべき」
「人として模範的存在になろう」
といったように、
インストラクターとしての顔や
姿勢ばかりを優先していました。
しかし、そういう態度でレッスンに臨むと
やはり結果は思うようにならないもの。
やる気を出さない生徒には
つい怒りをあらわにしてしまったり、
元気の無い生徒に対しても
高圧的な対応で
無理矢理鼓舞するなどして、
泣かせてしまったこともありました。
ですが、冷静に考えてみると
子どもたちは学校生活の中で、
頭を使い、体力を使い、気を遣い、
あらゆる感情を刺激された状態で
放課後、習いごとを受けに来てくれてます。
ある時は、元気いっぱいに登場する時もあれば
疲れた顔でやって来る時もあり、
また別の時には
学校や家庭で何かあったのか、
すごく落ち込んだ状態で現れる時もあります。
私はビートボックスの魅力を伝える上で
「音」と、その迫力を伝える「振動」を
大切にしてきました。
しかし、その先生のお話を聞いてからは
「音」と「振動」だけではなく
「周波数」も同様に大事なこととして、
同時に気にかけるようになったのです。
そしてそれ以来、
子供たちと接する時は
いわゆる「常識」ではなく
「周波数」を意識した
付き合い方ができるよう、
意識するようになりました。
それはある意味で、
【人の本来の姿を見る】
ような作業ですが、
子どもたちひとりひとりが
それぞれ放つ「周波数」に
合わせながら
授業を進めるようになりました。
その結果、
インストラクターも生徒も、
そこにいる全ての人たちの気持ちが軽く、楽になって、
ストレスなくいつも笑い(祓い)の絶えないクラスを
創り上げることが出来るようになっていったのです。
それから他には、
上達のスピードも
ひとりひとりのペースに合わせて
生徒たちの中今に立ち上がってくる「周波数」に
一瞬一瞬同調しながらともに楽しみ、
一緒に盛り上がりながら
授業を進めていくよう意識するようになりました。
するとその結果、
なんと生徒たちは何人も
全国大会で賞をとるほど
好成績を収めるようになるほど、
素晴らしく、劇的な成長を見せてくれたのです!
《後編に続く》
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いかがでしたでしょうか。
実際にヒューマンビートボックスを
子どもたちに教えるという
教育の現場にいらっしゃる
村澤さんだからこそ見えてくる
今の子どもたちのリアルな様子が伝わってきて、
編集スタッフもワクワクしながら
記事を拝見していました^^
また人を見る時、判断する時に
これまでであれば
子どもであれば学力
大人であれば社会的立場や権威
であったような常識的な捉え方から、
「周波数」で見る
という考え方はとても新鮮で、
ハッとさせられました。
これも「風の時代」らしいですね!
さて、この後は前編に続き、
さらにハイライトとなる興味深い内容を
後編でお届けいたしますので、
どうぞお楽しみに!
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