「思考は現実になる」って本当!? その本当の意味を紐解いてみると...

​​こんにちは。

essence編集部です。

 

早いもので、今年も11月。

 

今年一年の出来事を振り返って整理したり、

来年はこんなことをやってみたい、

あんなことにチャレンジしてみたい等々、

 

様々な思いが心の中を駆け巡っている時期

なのではないかと思います。

 

そんな中、内海さんから

このタイミングにピッタリの記事が届きました^^

 

「思考は現実化する」の本当の意味についてです。

 

ナポレオン・ヒルの著書でも有名ですが、

願いを叶えたり、夢を実現させる時に使う

この思考法はポピュラーで、

一般的にもよく知られています。

 

実現までのプロセスもカバーしていて、

たしかに「思考」は現実化するものではあるのですが…

 

そもそもの「思考」の実態は?

その正体とは!?

 

ということについては、残念ながら

実際にはほとんど知らされないままに

「思考は現実化する」という言葉だけが一人歩きをしている状態です。

 

しかし「思考」というものを深く探っていくと、

実はものすごい可能性を秘めたものである、

 ということが見えてきます。

 

逆に言えば

「思考」の実態がわかってくると、

自分の本当の望みが現実化する!

 

という実感も、どんどん増えていくことになるでしょう。

 

それでは早速、本編をお楽しみください!

ーーーー

著者プロフィール:
内海昭徳

筑波大学で国際関係学、京都大学大学院で政治哲学・社会経済学を専攻。9/11テロを機に、人間の根本的な意識進化の必要性を感じ、大学院を中退。世界の真相と人間の意識の本質の探求を深める中で、メタ認識次元の叡智を掴み、科学と悟りの知恵を融合した人間開発と社会変革に長年取り組む。北米への事業の新規展開を担う過程で、2018年サンフランシスコで開催されたwisdom2.0に日本人初のエントリースピーカーとして登壇。シリコンバレーを中心に、テクノロジーの進歩と並走できる宇宙の普遍的真理の社会実装ニーズの高まりを予見し、独立。コンサルティングや組織研修、講演会、リトリート、ワークショップなど様々に取り組んでいる。

経営・人事・教育など、これからの時代の「人的資本経営」に関心を持つ企業人が集う企業エキシビジョン「ヒューマンキャピタル・ラーニングイノベーション」(主催 : 日経新聞、日経BP)に出展した。

著書『経営者のための悟りリテラシー講座』『タナトスの寂滅』ほか

「思考は現実化する」って本当!?

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 今回は、よく耳にする

「思考は現実化する」ということについて、

触れてみたいと思います。

 

何か自分の願いや叶えたいことがあった時、

「どうしたらこれが叶うだろう?」と考えますよね。

 

目標達成のノウハウ、手帳管理、

ビジョニング、夢の地図の視覚化などなど、

 

いわゆる願望実現のための有効な

手法というものは、

これまでにたくさんの方が開発されています。

 

多くはアメリカの成功哲学や自己啓発の

長年の探求から導き出されたもので、

様々な理論や実践に裏打ちされたものが多いことに気づきます。

 

中でもやはり、

 

「思考は現実化する」

 

というフレーズは王道で、

自己啓発系、自分を高める系のノウハウというと

自然とそこにたどり着く方は多いと思います。

 

たしかに「思考」のパワーが強ければ

それがエネルギーとなって実際の行動が変わったり、

使う言葉やまわりへの影響力も変わってくるなど、

目に見える形で様々な変化があると思います。

 

思いがカタチになり、願いが叶うようになった。

知り合う人の層が変わって、

自分の願っていたことが最短で叶った等々、

 

そういった成功体験を得られる方も、

一定数いらっしゃるでしょう。

 

私自身も、実際にそのようなエピソードを

色々な方からお伺いしています。

 

一方で、実際に試してみたけれど全然うまくいかないとか、

なぜか逆に、自分の願いとは違うような

現実ばかりが押し寄せてきてしまう

といったこともあり、

 

ひとくちに「思考は現実化する」と言っても

なかなか奥が深く、

一筋縄ではいかないように思えます。

 

またこの他にも

願った通りに事が運んだにも関わらず

その時は嬉しくて「願いが叶った!」と思えたとしても、

なぜか心の深い部分で満たされず、

達成感や充足感を得ることができない....

といったような思いを抱えていらっしゃる方もいるかもしれません。 

 

この「思考」というものの実態を

よくよく紐解いてみると、

実に様々な気づきや学びがあるのですが、

今日は、2つの視点から少し深めて見ていきたいと思います。

思考は外からもたらされた「情報」からできている!?

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「思考は現実化する」の

 

1つ目は、「こうなりたい、こうしたい」という

価値基準と思考をつくるモトは、

一体どこから来ているのか?ということを

探ることにあると思います。

 

例えば、「年収いくら欲しい」とか

「あれを手に入れたい」など

わかりやすく現実化したいものがあるとして、

 

その思考は実は、

自分の本当に深いところで願うものではなく、

いつの間にか作られた

過去の「思い込み」からくるものだったりすることがあります。

 

よくよく落ち着いて観察してみると、

自分自身の思考というのは、過去の様々な思いや経験、

念や感情の総体によってできている、

ということが見えてくるのです。

 

たとえば今自分の心に浮かんだふとした思考は、

時間をかけずにパッと思いついたことであるため、

「直観」や「直知」と捉えてしまうこともあるかもしれません。

 

しかしながら、それらの実態は

過去の経験や出来事の蓄積によって出たもの、

ということも、実はよくあったりします。

 

そしてそれは、世の中や他人の価値基準が

いつの間にか自分に移ったために

そう「思い込んで」いただけで、

静かに客観的に内省してみると、

自分の本来の思いとはズレていたりすることが

多々あるのです。

 

心理学でよく言われている

「氷山の一角」でいうと、

海の底の本来の自分の願いとつながっていない

何かよそ者の思考が、たまたま氷山にくっついて、

それが自分ごとのように「思い込んで」いただけ、

というようなイメージですね。

 

そのような場合、

深い意識と表層の思考がうまくリンクしないので、

現実創造につながらなかったり、

現実化しても何か消化不良になったりする、

という結果を招いてしまうことになるでしょう。

 

要は深い意識と繋がっていないので、

自分の中でどこか矛盾が起こって、

 

「あれっ?何かが違うかもしれない」

「自分が本当に望んでいたものとは違っていたかも知れない」

 

という感覚になるということです。

 思考は「言葉」によってできている。けれど・・・

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もう1つの視点は、

思考は一体、何によって作られているのか?

ということです。

 

人間の思考というのは、

まず「言葉」によって成り立っていると言われています。

 

たとえば夢をノートに書く、

アファメーションをする、

自分の夢を人に宣言するといったことなどは

 

全て「言葉の力」によってできている、

といった共通点があります。

 

もちろんこのことも非常に大切なポイントで、

「言葉の力」を活用するのは大変重要なことだと思います。

 

ところが「言葉」というのも大変に奥が深いもので、

日常的に私たちが書いたり話したりする「言葉」の

さらに本質を探求してみると、

「言葉を超えたコトバ」とも言える領域がある、

ということに気づきます。

 

ですから「思考が現実化する」と言う人がいた場合、

その人が意識している「思考」の深みが

どれくらいなのか?といったことが、

実は大きな要因になっていたりします。

古神道に学ぶ!本当に願いが叶うメカニズムとは?

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さて、ではここで、

私たちデータムグループでは、

「願いを叶える」までのプロセスをどのように捉えているのか?

ということを

簡単にご紹介したいと思います。

 

古神道ではその人のもつ「思考」そのものではなく、

「あり方が現実を創造する」という考え方をします。

 

思考というのは「分ける」ことでもあるので、

どうしても「良い・悪い」を選別してしまいがちです。

 

しかし本来はそうした

「良い・悪い」という二項対立的な偏りを超えて、

本来は「良いも悪いもない」という思いからスタートする、

という姿が望ましいのです。

 

そのことは「和の成功法則」でも、

いろいろな角度から詳しくお伝えしています。


一言でいうと、良いも悪いも全てを丸ごと受け入れ、

それらを統合するところから本来の現実創造が始まる

ということですね。

 

また、いつの間にか周りの二項対立的な価値基準で

作られた「思い込み」の「良い・悪い」を統合できる

「あり方」になれば、

本来の願いや望みは自ずとかなっていくようにもなる、

ということです。

 

(※こちらについては「ウェルビーイングな生き方を自らが創造するために」

でも触れていますので、ご覧になってみてください)

 

そして、そのようにあり方が整うと、

以前願っていたようなことが

 

「自分が本心で望んでいたことではなかった」

 

ということに気づくことになるかもしれません。

 

では、そのような「あり方」を、

一体どのように整えたらよいのでしょうか?

 

これは実は先ほどの「思考をつくる言葉の奥にある領域」

にも通じるもの。

思考というものをある種のエネルギー体と

見立てるとしたら、

そのエネルギーの最小単位まで、

深くじっくりと整えていくような感じになります。

 

情報の多い現代社会で生きていれば、

当然、毎日色々なことが起こってくるので、

放っておくとどうしても色々な

粗い(荒い)エネルギーが潜在意識に蓄積しがちです。

 

ですので、その種のエネルギーを起点とした

「思考」をほどいて、

精緻に深いところまでエネルギーを整えるための

「習慣」が鍵になってくるのです。

 

具体的には、データム・グループで現代風に体系化

している古神道の教えや祓いを実践することで、

日々の雑念や粗い表層の思考エネルギーが

きれいに消えていくようになります。

 

そうすると自然と純粋なエネルギーが出てきて、

単に自分のためでなく、広く周りの人の幸せを願うあり方に整うと

物事がスムーズに流れ、

本来の願いが叶いやすくなっていきます。

 

探求しだすとどこまでも奥深い気づきがある

「思考の現実化」の世界ながら、

海外から入ってきた方法論ばかりではなく

日本古来の驚くような知恵を活かした情報が

たくさん整理されていますので

ご興味のある方は、ぜひ無料会員サイトのmaforamaをご覧ください。

 

人生をより善く変えていくヒントに、

きっとたくさん出会っていただけると思います。

 

――――

 

いかがでしたでしょうか。

 

私たちは「思考」というと、

 

なんとなく

「自分の内から出てきたもの」

 

と考えてしまいがちです。

(私も疑いなく、ずっとそう思い込んできた一人でした^^;)

 

しかし内海さんのおっしゃるように、

古神道の教えに触れたことで、

 

思考は自分の内から湧いてきた

自然発生的なものばかりではなく、

 

まわりにいる人の考え方や環境によって

いつの間にか形成されていった「思い込み」や「情報」に

影響を受けてできたものもたくさんある、

 

ということが見えてきたのです。

 

そのことがわかっただけでも

私にとっては「ものすごい発見!」でした。

 

まずは「思考は自分だけの考えでできたものではない」と

知ることが全てのスタートだと思います。

 

またこちらの続編に関しては essence、

もしくは「maforama」でご紹介したいと思っていますので、

引き続きご覧いただけたら嬉しく思います。

​​

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