男性も増加中!?自分の“冷え性”タイプを知って、根本解決するためのヒントをご紹介

こんにちは。
essence編集部です。

寒い季節になってくると

体が冷えてくる

 

という方は多いですが、

 

季節に関係なく

一年中体が冷えている感覚のある

慢性冷え性の方、

 

あるいは、

自覚はないけれど

実は冷え性だった!

という隠れ冷え性の方など、

 

さまざまな方がいらっしゃいます。

 

それだけでなく、

冷え性とひと口にいっても

そのタイプや原因はさまざまで、

 

ただ温めれば良いわけではないのが、

なかなか難しいところ。

 

今回は、そんな冷え性の原因について

体の専門家の金子香織さんが、

さまざまな視点を交えながら

解説してくださいました。

 

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著者プロフィール
金子香織


BodyworkSalon Enn 代表
「骨格ラインから整える機能的で美しい身体づくり」をコンセプトにした、姿勢を整えるサロンを運営。“美と健康は両立する”という概念のもと、「身体という器」を整えるコンディショニング法を提供している。並行して、同コンセプトであるトレーナー育成アカデミー事業「re・Frame conditioning Academy」※rfca講師として全国各地で指導者育成に力を注ぐ。またdatum group内において、d.Mファシリテーターとしても活動をしている。自らの身体の不具合を克服することをきっかけに学び始めた身体づくり。様々な観点から身体を捉え、学ぶことにより、土台を整えることの重要性に気づく。自律(自立)した身体づくりの智恵をお伝えすることを得意としている。

こんにちは。
金子香織です。

 

いよいよ寒さも本番という季節になってきましたね。

いかがお過ごしでしょうか?

 

私は最近、知人が栽培している新ショウガを購入したので、日々の食生活に取り入れています。寒さが増す時期はショウガの力を借りて体を温めています。



さて、本日はこの時期多くの方を悩ます「体の冷え」について、お届けしてまいりたいと思います。

冷え性の原因は、運動不足にある!?


女性は冷え性の方が多いと言われていますが、最近の調査では、若年層の男性にも冷え性が増えているという結果が出ているそうです。

 

以前は、男性と冷え性はあまり結びつかないイメージがあったので、ちょっとびっくりな出来事でした。



その中で冷え性の主な原因として挙げられているのは、筋量不足。

 

つまり、運動不足による冷え性である、ということでした。

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通常、男性は女性と比較すると筋量が多く、一方の女性は男性よりも少ないため、総じて女性の方が冷え性になりやすい、と言われています。

 

筋肉は熱を産み出す力に直結するため、冷え性にも大きく関係しているのですね。

 

ーーーー

話は変わりますが、ご自身の平熱を把握していますか?

 

私は最近、趣味のように事あるごとに体温を計測しています。

 

起床時、食前、食後、運動前後、入浴前後、その他事務作業をしている最中など、一日の中でも何度かに分けてこまめに体温を測る習慣が身についています。

 

その観察の中から、「体温は常に一定ではなく常に変動している」ということが見えてきます。

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体温が高くなる時というのは、ご存知の方も多いと思いますが基本は以下3つの条件、

 

・食後の食べたものを代謝している時

・運動をしたり、家事をするなどこまめに体を動かしている時

・体内で血液がスムーズに循環する入浴時



のもとで上がることがわかっています。



これはいずれも、体内で生み出される熱量が増えるため高くなります。



とくに、運動時に筋肉で作られる熱量は最も多いと言われています。

 

日頃運動を習慣にされている方や体力仕事をしている方は筋量が多いため、冷え性になりにくいのですね。

 

それは裏を返せば、運動不足の方や筋量が明らかに少ない方は平熱も低く、冷え性になりやすいとも言えます。

 

もしも冷え性でお悩みでしたら、ぜひ「運動」を取り入れてみてください。

自分の冷え性タイプを知って、根本解決のアプローチを!

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とはいえ、ひと口に「冷え性」と言ってもそのタイプは人によって異なるもの。

 

それぞれに特徴があって、末端が冷える(指先や足先)タイプの方と、末端は温かく中心(体の内部)が冷えるタイプの方がいるようです。

 

末端が冷える方は、自ら熱を生み出す力が弱い可能性があります。

 

先ほどお伝えしたようにできるものでいいので、運動を取り入れてみるとよいかと思います。

 

末端は温かいけれど体の内部が冷える場合、手足から常に熱が放熱されている可能性があります。

 

本来私たちの体は体温が上昇すると体の外に熱を放散させ体温調整をしているのですが、必要以上に放散されると体の内部が冷えてしまうのです。

 

こうした場合、体温調整機能が崩れている可能性があります。

 

体温調整は自律神経が関係していますので、過度なストレスや生活習慣の乱れ、運動不足など思い当たる節がある方は、生活全般の見直しをされていくとよいかと思います。



その他、冷暖房が強く効いた部屋に籠りきりだと、自ら体温調整をする力を損なうため、空調は適度な温度にする、といった工夫も必要になります。

 

冷え性でお悩みの方はぜひ、衣服で体を温める(冷やさない)、体を温める根野菜や温かい物を食することも含め、運動を取り入れながら冷え対策をされてみてください。

 

因みに、体の保温には「適度な脂肪」も必要です。

 

冬になると太りやすい、脂肪を取り込みやすい、と言われますが、それは体の防御機能の一つです。

 

単に食べ過ぎということもありますが、それもひょっとしたら「脂肪を溜めたい」という

本来体に備わった機能が、体を守ろうと指令を出すために、いつもよりもたくさん食べたい気持ちになるのかもしれません。



個人的な話ですが、私は以前体脂肪率をかなり絞っていた時期があったのですが、筋量は多くても脂肪量が少ないため、いつも体が寒い状態が続いていました。

 

ある程度の脂肪はやはり体温調整機能として必要であると、認識した出来事です。



体の機能を本来の姿に戻す心がけをすること、それが健康に繋がると思います。

 

今回は「冷え」と「体温」についてお届けしてまいりましたが、こうした観点もぜひ取り入れて日々の快適な生活へと繋げられてみてはいかがでしょうか。

 

***

いかがでしたでしょうか。

 

冷えは万病のもと

 

と言われているように、

 

体が冷えているだけで、

さまざまな不調が現れてくるもの。

 

とはいえ、

いつも金子さんが体のコラムで

よくおっしゃっているように、

 

全ての人に効果的な

冷え性対策があるわけではないので、

 

自分の冷え性タイプを見極めること

 

が、改善への第一歩と言えそうです。

 

日々、体、自分の健康と向き合うのは

最初はしんどいこともありますが、

 

改善を重ねていくと、

少しずつでも体が変わっていることが

実感できるようになるので、むしろ

どんどん楽しくなるんですよね!

 

ぜひ、小さなことからでも良いので

日々の改善を楽しんでみてください^^

 

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