こんにちは
金子香織です。
春になると花粉に悩まされる方も多くいらっしゃると思います。
私もかつては過度な花粉症で、春を迎える前から頭痛や目のかゆみなどに随分と悩まされる日々を送っていました。
それが今では、たまにくしゃみが出る程度で落ち着いています。
これはおそらく、自分自身の反省から「体にさまざまな無理をさせていること」、そしてそれを改善するためのポイントを見つけることができたから。
そこで今回は、ご自身の体と向き合うための基本原則3つをテーマにお伝えします。
「元気がでない」「疲れやすい」といった不調の原因とは?
食生活は、体を構成する物質を作る原料を補う行為と直結しています。
ゆえに、食は健康を考える上で重要な要素の一つであることは言うまでもありません。
ところが、私たちの体をつくっているのは、実は食生活だけではないのです。
私の運営しているサロンには、体調面の相談に来られる方もいらっしゃいます。
体調面の悩みはさまざまで、
体力がない、元気がない、あちこちが痛い、何をしても調子が整わない、生理不順がある
など、皆さんそれぞれ何らかの不調を抱えていらっしゃるんですね。
医療的には問題なくても、不定愁訴といわれる症状でお悩みの方が多くいらっしゃるのです。
このようなご相談をいただいた時は、運動という観点からだけではなく、さまざまな観点から体の調子を崩している原因をしっかりヒアリングをしながら、とともに探っていきます。
健康を生活習慣の観点から見た場合に検討する材料は、「運動・栄養・休養」という3つの要素。この全体のバランスがとれているかどうか?ということが、健康を考えていく上でとても重要なポイントになります。
これは、昔からいわれる健康の3原則ですが、このスタンダードな考え方を見落としがちな方は、意外にも多いように思います。
そこで、これらの3原則をもう少し分かりやすく、解説していきたいと思います。
健康には基本3原則と、それらを統べるゴールデンバランスが!
ここからは健康を司る3つの要素となる「運動・栄養・休養」の、それぞれの定義について見ていきましょう。
【運動】
運動というと、日頃から有酸素運動をすることや、たとえばジムなどに通って筋トレに取
り組むなど特別なことをしなければならないと考える方もいらっしゃるかもしれません。
しかしここでいう運動とは、家事や仕事なども含めて生命活動全般に関わること、つまり日常的に体を動かすことを指します。
【栄養】
食材の中に含まれる栄養素。基本は五大栄養素+水+酸素をバランスよく摂取できているか?ということが、大事なバロメーターになります。
※五大栄養素:炭水化物・タンパク質・脂質・ビタミン・ミネラル
*+食物繊維やファイトケミカルを含んだ表現をされている場合があります。
【休養】
睡眠や休息時間など、脳や肉体を休養させる時間を指します。
それでは「運動・栄養・休養」を肉体的な健康に当てはめて、見ていきましょう。
※ここではあくまでも、肉体レベルの健康というところで捉えていきます。
日々の活動(運動)のエネルギー源になるものは、栄養(栄養素)です。またそれに付随して、壊れていく細胞の修復、再生をさせる時もまた、栄養(栄養素)が必要になってきます。
ただ、細胞の修復・再生には栄養素を補うだけでなく、適切な休養(睡眠)が取れていることも必須条件であるため、たとえ活動レベルに見合った栄養素が充分に補われていたとしても睡眠不足が続いたり休養が取れない状態では、疲労が抜けない、体調が優れないなど、体調不良の原因になってしまいます。
現代人は忙しい方が多いので、日常的に時間に追われ、多くのプレッシャーを抱えがちなビジネスパーソンの方などは、とくに注意が必要です。
健康に留意しているつもりでも、体調不良が続いたり風邪を引きやすい傾向など健康に問題を抱えているとしたら…。
「運動・栄養・休養」のバランスを、今一度見直す必要があるかもしれません。
実際に私にも、これと似たような経験があります。
30代後半から40代前半までは、仕事量が多すぎて(時間的拘束時間が長い)一日の睡眠が3~4時間、休日は全くない状態で働いていた時期がありました。
そのため、疲労が抜けきれず、常に身体がダル重い状態が続いていたのです。
この頃はすでに今の仕事をしており栄養学も学んでいたので、体を適切に動かすこと、食事の質を大切にすることなどは随分と心掛けて実践していたつもりでしたが、肝心の休養が抜け落ちていたのですね...。
「若さ」と「気力」でなんとか乗り越えてはいましたが、張り詰めた糸がプツンと切れる瞬間はあるもの。
その後、自分の生活習慣を見つめ直し、改善したことで体調不良から抜け出すことができましたが、この経験から多くのことを学ぶことができました。
「健康」とは、一つの要素だけで成り立つのではなく、統括的に全体のバランスの中で見ていくことが重要であることをこの時、再認識したのでした。
かつての私のように、何か具体的な対策を講じているにも関わらず、
体調不良が続く、疲労回復がうまくいかない、やる気がおきない、寝起きが悪い
など、体調面に不安がある方もいらっしゃると思います。
そういう方は今こそ、「運動・休養・栄養」のバランスを、根本から見直す時期なのかもしれません。
何か不具合がある場合は、必ずどこかに「穴」があるもの。
その穴を見つけるヒントとして次回は、健康についての3原則の続きを、更に踏み込んでお伝えしていきたいと思います。
楽しみにしていてくださいね。
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いかがでしたでしょうか。
忙しい現代人は、仕事にプライベートに
常に多くのことに追われているため、
仮に不調のサインが出ていたとしても、
見て見ぬふりをしてしまうこともあると
思います。
しかし、時に「立ち止まる」ことも必要。
「運動、栄養、休養」のうち、休養は
忙しい人ほどつい忘れてしまいがちかも
しれませんが、時には目覚まし時計を
使うのをやめてみたり、一日の中で
短時間でもいいのでリラックスしたり
深呼吸できる余白時間をつくってみては
いかがでしょうか。
そうして、健康の3原則をバランスよく
見つめていくことで不調も改善し、本当
の意味で自分の大切な体と向き合える
ようになっていけるはずです。
次回は、さらに一歩踏み込んだ内容で
健康について教えてくださるそうなので、
ぜひお楽しみに!
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