無意識に使っている言葉の影響力は大きい!?不安を認識して、上手に手放す方法とは

こんにちは。
essence編集部です。

 

私たちが使っている言葉は

自分の心の投影

と言われています。

 

それは意識的(あるいは意図的)に

使っている言葉だけではなく、

 

うっかり口をついて出た言葉や、

何気ない会話の中でふっと出た

言葉まで、

 

実は、その人自身の深い意識状態が

表れているのです。

 

では、深い意識にアプローチして

言葉を変えていくためには

どうしたらよいのでしょうか?

 

今回は体の専門家、金子さんが

いつもとは少し違ったテーマで、

ご自身の体験をシェアしてくださいました。

 

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著者プロフィール
金子香織


BodyworkSalon Enn 代表
「骨格ラインから整える機能的で美しい身体づくり」をコンセプトにした、姿勢を整えるサロンを運営。“美と健康は両立する”という概念のもと、「身体という器」を整えるコンディショニング法を提供している。並行して、同コンセプトであるトレーナー育成アカデミー事業「re・Frame conditioning Academy」※rfca講師として全国各地で指導者育成に力を注ぐ。またdatum group内において、d.Mファシリテーターとしても活動をしている。自らの身体の不具合を克服することをきっかけに学び始めた身体づくり。様々な観点から身体を捉え、学ぶことにより、土台を整えることの重要性に気づく。自律(自立)した身体づくりの智恵をお伝えすることを得意としている。

こんにちは。

金子香織です。

皆さまは、ご自身で発していらっしゃる「言葉」を意識したことがありますか?

 

また、日々どのような言葉を使っていて、どのような会話を繰り広げていますか?

 

言葉は、「自分を映す鏡」と言われているように、使っている言葉は私たちの無意識を投影するもの。発している言葉によって、実はその人の意識状態も見えてきます。



たとえば私自身にも、こんな経験があります。



これは今から7,8年前に息子から言われた言葉で、

 

「俺、そういうこと言われるの、ホント嫌なんだよね」

 

と言われたことがありました。



運転免許を取ったばかりの息子が高速で5時間ほど掛けて出かけると聞いてびっくりした私は、

 

「大丈夫なの~?運転。危ないよ!新幹線で行ったら~?」



と伝えたのですが、息子はムッとして「ホント、その言葉で気持ちが失せる。そういう言葉を言われるのが嫌だ」と言ってきたのです。



親というのは、自分の子どものことになると妙に心配してしまうもの。

 

こういう時、自分自身がこれまで得てきた学びなどはすっかり忘れてしまい、子どもの無事を何よりも優先している自分が出てきます(笑)。

 

その時すでに言葉の大切さについて学んでいた私は、息子の言葉に「ハッ」と気づきすぐに訂正したのですが、まさに自分の言葉の使い方のクセを改めて実感した出来事でした。

脳の中は、あらゆる言葉によって埋め尽くされている

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自分が親になってみて思うのは、とにかく「私ってこんなに心配性だったんだ!」とびっくりするくらい、これまであまり認識できていなかった自分の深い意識が出てきたということです。

 

この状態は、「まだ起きてもいない未来の出来事に対し、不安を抱えていることの表われ」そのものでした。



そして、その不安の根源を見ていくと、

 

「起きたら困る、自分にとって不都合な出来事は起きて欲しくない」という意識から出てきたもので、常に(無意識的に)自分の脳を支配していたその思考が「言葉」として表れていた、ということに気づいたのです。



このようなことは、きっとどなたにも経験のあることだと思います。

 

「不安」という心の状態、また不安の因子は常に私たちの脳の中に存在していて、人によって何がきっかけで表に出てくるのかわかりません。



たとえば、お子さんをもつお母さんとして心配事が出てきやすい方、あるいはご自身の親御さんに対して心配事が出てきやすい方、その他にもパートナーやお金だったりと、さまざまなパターンがあると思います。

 

こうした不安な心の状態は、言葉として口をついて出てくることもあれば、たとえ口にしなくても「脳の会話」として成立しているため、それはあるものとして存在しているパターンもあります。

 

後者の場合が、「言霊」といわれているもので、その現実を引き寄せる要因になります。



私はそのことに気づいて以来、「脳のクセ・言葉のクセ」を認識するようにしたのですが、「体の使い方のクセ」を研究している私としては、共通点もあって興味深く、多くの発見を得ることができました。



不安な状態を放置したままでは、「不安な現実を引き寄せる」わけですから、その思考はできれば払拭したいところですよね。



不安を取り除く方法はいろいろありますが、せっかくですので私が行った方法で効果的だったものを、いくつかご紹介したいと思います。

心に浮かんでくる「不安」をうまく手放すためには?

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まず1つ目は、

 

・自分が何に対して不安を抱いているのかを、正しく認識する

 

です。

 

そもそも私は何に不安を感じているのか?ということを知る、ということです。



例)子供の健康状態が不安など。




2つ目は、

 

・その不安はどこから来ているのかを正しく認識する

 

です。

 

例)万が一子供の身に何かあったら、周囲も大変。感情が揺さぶられる。辛い、悲しいなど。結局子供の心配をしている反面、自分にとって不都合があることに不安を抱いている。

 

→ここをしっかり見つめていくと、「私」という存在がどういう人間であるのかが見えてきます。



3つ目は、

 

・「私」という存在そのものを素直に認識し、受け入れる

 

です。

 

2つ目を観察した際に、最初はつい「認めたくない」という気持ちが出てくることもあるでしょう。

 

しかし、そこを素直に見つめ、認めて、ありのままに受け入れると、これまであった不安がスーッと抜けていきます。

 

もちろん一度や二度観察しただけでは、なかなか抜けにくい方もいらっしゃると思いますが、繰り返し何度も行っていくにつれて、その境地に徐々に近づいていけるようになります。




それからもう一つ、おすすめなのが「MAFORAMA」でご紹介している、Easy LOGOSで発振してみることです。

 

Easy LOGOSはその名の通り、誰でも簡単に使うことができて、思い立った時にすぐに入力して発振できるのがいいなぁと思っています。



「自分が今、不安に感じている出来事や不安に思っている状態を受け入れて、全て吹き送った」と入力して発振していくうちに、ご自身の中で徐々に変化を感じることができるようになっていくと思います。



私は、これらをひたすら毎日やり続けて、自分に内在している様々な感情を手放すことによって、少しずつ心を軽くしていくことができました。

 

おかげさまで、今は過去の自分に比べて、ずいぶんとクリアになったという感覚があります。



もしも今現状に不安が多くて今の自分に満足していない方、また、行動したいことがあるけれどなかなか行動に起こせないというお悩みがあるとしたら、ぜひ私の体験を参考にされてみてください。

 

手放したい感情に向き合うことは、しんどいこともありますが、まずはそこに「気づく」ことが感情のリリースへの重要な第一歩です。



それでもなお、まだ自分の感情がよく分からない、向き合う自信がない、という方は、まずは体から入ること、「体の状態」を整えることもおすすめです。



体の状態は心の状態とイコールで、繋がっています。

 

いずれもバランスよく取り組めたら理想ですが、私はどちらが先でもよいと思います。

 

自分にしっくりくる方からまず、始めてみてはいかがでしょうか。

 

あなたの最適をぜひ見つけて、日々取り組んでみてくださいね^^

 

ーーーー



いかがでしたでしょうか。

 

 

言葉は自分を映し出す鏡

 

といいますが、

 

本当にそうだなぁと、

改めて考えさせられる内容でした。

 

そして不安は、大なり小なり

誰もが感じるもの。

 

だからこそ、

 

不安を完全に取り除く

 

ことを考えるよりも、

 

自分がどんなことに対して

不安を感じやすいのか?

 

ということを、

まずはしっかりと認識して、

不安が出てきた時に都度

手放す方法や対処の仕方を

もっておくことが大事なのでは

ないでしょうか。

 

そして、潜在意識の奥深くにある

不安を一つ一つ手放せるように

なってくると、

心がふわっと軽くなったような感覚も

出てくると思います。

 

ぜひご自分に合う方法で、

取り組まれてみてください。

 

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