“本来の自分”とつながる「禊ぎのアロマ」とは

アロマオイルとバスソルト

こんにちは。
essence編集部です。

 

変化の大きい毎日において、できるだけ
ベストな状態を保ち、健やかに生きてい
くために、

 

日々積み重なるストレスと、どう付き合
っていくか?

 

ということは現代社会では、決して
避けては通れないこと。

 

とはいえ、ストレスに敏感な人ほどつい
深く考え込んでしまったり、解消法を見
つけられずに思考が堂々巡りしてしまう、

 

なんてこともありますよね...。

 

そこで今回は、アロマを使った入浴での
リラックス法を、佐藤三知代さんに教え
ていただきました。

 

この方法は、考えるというプロセスに
入る前の状態で、脳の情動系に
ダイレクトに働きかけてくれるため、

 

真面目な思考型の方や交感神経が優位に
なりがちな方にとっては、とくに
オススメの内容!

 

自然のアロマの芳香がゆらぐ空間を
イメージしながら、ぜひゆったりとした
気分で記事をお楽しみくださいませ♪

 

ーーーーーー

 

筆者:
佐藤三知代

 

「アロマとマクロビの教室trois(トロワ)」主宰。トロワはフランス語で「3」の意味。「植物・食・言葉」の3つの力で心も体も暮らしも健やかに、という思いのもと、アロマ・インストラクター、マクロビオティック・インストラクターとして活動中。アロマでは、ナード・アロマテラピー協会認定校として、アロマのプロを数多く輩出する傍ら、カルチャースクール、ワークショップなどで、アロマクラフト講座の講師としても活躍中。心、体、日々の暮らしの中に植物の叡智を活かす、メディカルアロマテラピーの魅力を幅広い年齢層の方に伝えている。また、マクロビでは、スイーツ教室や、陰陽五行をベースにした季節のフードセラピー講座などで、日本人のDNAが喜ぶ食を伝えている。

こんにちは。
佐藤三知代です。

みなさんは、毎日リラックスできる時間を作っていますか?

 

ストレスフルな毎日を生きる、私たち現代人。

 

「キラーストレス」という言葉があるように、過剰なストレスは、死に至るほどの重大な事態をも引き起こしかねません。

 

だからこそ、日々ホッとできる時間を作ることは大事。上手にストレスケアをしていきたいものですね。

 

今回は、天然アロマを使って、誰にでも簡単に出来て、毎日できるストレスケア、「香りのバスタイム」のお話です。

 

お風呂と言えばリラックス。

 

そこに天然アロマをプラスすることで、ストレスを軽減させることはもちろん、心身の状態を整えながら「本来の自分にリセット」することもできるのです。

 

毎日のお風呂時間が「極上のリラックス&リセット時間」に変わっていきますよ!

「呼吸」と「ゆらぎ」がもたらす、深いリラックス

shutterstock_652446325お風呂に入る時、まずは天然アロマの香りを湯船に香らせてみてください。

 

天然アロマは、自然界にある森の木々、果実、ハーブ、花、種、根など、様々な植物の、様々な部位から採油された植物のエッセンスです。

 

選ぶ香り次第で、浴室があなたのお気に入りの“自然”に早変わり。

 

森林浴などに出かけると自然と呼吸が深くなり、リラックスできるのと同様に、天然アロマの香りを存分に味わう時、「深い呼吸をしなきゃ」と意識しなくても、自然と呼吸は深くなっていきます。

 

そしてそのことが、自動的に心身をリラックスした状態へと導いてくれるのです。

 

また湯船に浸かる時、アロマを香らせるとともに、電気を消してキャンドルを灯すこともおすすめです。

 

浴室にゆらゆらと揺らめくキャンドルの炎は、天然アロマの香りがもつ自然界のゆらぎ、そして、私たちの生命体としてのゆらぎとも共鳴します。

 

湯船に入り、自然の香りに満たされながらキャンドルの炎を見つめていると、左脳の働きがスローダウンし、頭の中を駆け巡る思考がOFFになっていきます。

 

香りのバスタイムは、「瞑想時間」ともいえる、深いリラックス効果をもたらしてくれるのです。

肌感覚を研ぎ澄ます「禊ぎのアロマ」

shutterstock_1898878780ところで、湯船に浸かるという習慣は日本独特のものですね。

 

日本人にとって、入浴は単に体の汚れを落とすということだけではなく、水(お湯)で心身に付着した汚れを洗い流し、きれいに清めて浄化するという「禊ぎ(みそぎ)」の意味もあるのです。

 

言葉を換えれば、「禊ぎ」とは、体内に蓄積された老廃物を体外に出すデトックスで心身をリセットすること、とも言えそうです。

 

香りのバスタイムでは、天然アロマと「塩」を使ったデトックスで「禊ぎ」を実践していきましょう。

 

塩には「場の浄化」の意味がありますが、その浸透圧で皮膚に蓄積された老廃物が排出されやすくなり、お肌の浄化をすることができるのです。

 

自然海塩や、岩塩、重曹などに天然アロマを滴らしてお湯とよく混ぜ合わせたら、その香りを存分に味わってみてください。

 

深い呼吸から体内へ、そして浄化された肌からは、植物たちの有効成分が穏やかに吸収されていきます。

 

自分と植物とが一体になったような心地よい感覚と、心も体もすっきりとリセットされていくような感覚を同時に味わうことができます。

 

このことは、前回お伝えした「情報受信器としての美肌感覚」をさらに研ぎ澄ましていくことにもつながっていきますよ。

香りのバスタイムで「本来の自分とつながる」

shutterstock_1182199747私たちの脳は、大きく2つの部位に分かれています。

 

一つは、生きていくための生命維持機能が集約された「大脳辺縁系=本能・情動脳」。

 

もう一つは、知識、理性、論理など、よりよく生きるための機能が集約された「大脳新皮質=理性脳」です。

 

人がストレスを感じる理由は様々ですが、大脳辺縁系が感じる「本来自分が心地よいと感じること」や「本当にやりたいこと」、「本来の望み」を抑え込み、大脳新皮質で抑え込んでいるということも、その原因の一つとして考えるのではないかと思います。

 

または、その本来の思いにすら気付けないまま、日常を送っている方もいらっしゃるかもしれません。

 

以前の記事でもお伝えしたように、天然アロマの香りは、扁桃体を通じて「快」情報として伝わり、心も体も快適な状態に導いてくれますが、その扁桃体は「大脳辺縁系」に位置しているのです。

 

天然アロマの香りは、「本当はどうしたい?」「本当の私が望むことは?」など、生きるために「本能が求めるもの」「本質的に必要なもの」といったことに目覚める領域へとアプローチし、人として「生きる喜び」を感じさせてくれるように導いてくれるのです。

いわば、自分の大事な本音に気づかせてくれるきっかけを与えてくれるもの。

 

だからこそ、今一番好きと思える香りを手にとって、ぜひ香りのバスタイムに使ってみてください。

 

深い呼吸によるリラックス、浄化された皮膚から、その香りが、あなたの心に体に穏やかに深く作用してくれます。

 

そしてそれは本能と理性をつなぎ、右脳と左脳のバランスを整えて心と体を繋いで、「本来の自分に気づく」感性を磨くことにつながっていくのです。

※天然のアロマの香りを安全に楽しんでいただくために。

 

「精油(エッセンシャルオイル)は直接湯船に入れないこと」です。

 

精油は油には溶けやすいのですが、水とは馴染みにくい性質を持っています。

 

直接湯船に垂らしてしまうと、お湯の上に浮いたままの状態になり、直接肌に触れることで肌に炎症を起こす場合もあります。

 

そのため、岩塩や重曹、乳化剤などを使って水と馴染みやすい形にしてから湯船に入れてください。

 

――――

 

いかがでしたでしょうか。

 

自然と触れ合うことの大切さは、
近年多くの方が実感されていることだと
思いますが、

 

佐藤さんの教えてくださった方法で
あれば、毎日のバスタイムの中で、本物
さながらの自然を生み出せる
ということ!

 

これは、とても素敵なことだと思いました。

 

天然アロマの心地よい香りに包まれる
ことで、思考を生み出す左脳の働きが
スローになり、思考がOFFになって、
自然と呼吸も深くなる。

 

頑張った一日の終わりに、こんなご褒美
のような時間が待っている。

 

そう思ったら、早速試してみたくなりま
すよね^^

 

「その日の疲れは、その日のうちに」

 

という言葉があるように、毎日の中で
リセットできる時間をもつことは、
とても大事なこと。

 

自然の偉大な力と優しい香りの中に身を
委ねてリラックス、そして禊ぎの時間を
大切にされてみてください。

 

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