本音が鍵!?無意識の行動心理学を上回る、最強の言霊とは《前編》

こんにちは。
essence編集部です。

 

「本気で人生を変えたい!」

 

と思っている方は、少なくともこれまで

に一度は

 

「言葉が人生を変える」というフレーズ

に出会っているのではないでしょうか。

 

しかしそれを聞いて実際に言葉を変えて

みたものの、一向に現実が変わらない、

負の感情ばかりが溢れてきて、そもそも

良い言葉に心が共鳴しない、

 

という方もいらっしゃるでしょう。

 

そういう方は、ひょっとしたら

「本音と建前」がごちゃまぜになっている

状態にあるのかもしれません...。

 

今回記事を執筆して下さった佐藤さんは、

 

「自分の本音に気づけないと、どんなに

良いアファメーションや言葉を唱えた

としても、なかなか人生が変わらない」

 

とおっしゃいます。

 

では、どうしたら自分の大事な “本音”

に気づくことができるのでしょうか?

 

その秘密は、自分の「潜在意識、無意識

にアクセスすることにある」といいます。

 

言葉の本質と、良い言葉を使う以前の
あり方の大切さについて、示唆に溢れた

メッセージをいただきました。

ーーーーーー

 

筆者:佐藤三知代


「アロマとマクロビの教室trois(トロワ)」主宰。トロワはフランス語で「3」の意味。「植物・食・言葉」の3つの力で、心も体も暮らしも健やかに、という思いのもと、アロマ・インストラクター、マクロビオティック・インストラクターとして活動中。アロマでは、ナード・アロマテラピー協会認定校として、アロマのプロを数多く輩出する傍ら、カルチャースクール、ワークショップなどで、アロマクラフト講座の講師としても活躍中。心、体、日々の暮らしの中に植物の叡智を活かす、メディカルアロマテラピーの魅力を幅広い年齢層の方に伝えている。また、マクロビでは、スイーツ教室や、陰陽五行をベースにした季節のフードセラピー講座などで、日本人のDNAが喜ぶ食を伝えている。

「本気で人生を変えたい!」と思っている方へ

Map showing welcome in different languages on white background

 

みなさん、こんにちは。
佐藤三知代です。

突然ですが、皆さんは今まで「本気で人生を変えたい!」と思ったことはありませんか?

 

「人生」とまではいかなくても、人間関係や仕事、パートナー、健康、体型、体質の悩みなど、「現状を変えたい」と思ったり、少なくとも「今よりも幸せで豊かになりたい」と思ったことがあるのではないでしょうか。

 

そう思った時に、まず思い出していただきたいのは、「言葉を変える」ということ。

 

言葉が人生を創る

意識は顕在化する

 

と言われているように、言葉は人生を変えるほどの力とパワーを持っています。

 

言葉がいかに大事であり、現実をつくる源になるのか?ということは、essenceのこれまでの記事でも、あらゆる方面からお伝えしているのでぜひ参考にしていただきたいのですが、今日とくにお伝えしたいテーマは、「無意識に出る言葉もとても重要で、そこには大きな秘密がある」ということ。

 

内海さんの記事にもあるように、その言葉を生み出す大元、「無意識の世界」の質を高めておくことも大切です。

 

そこで今回は、無意識の世界に意識を向けるヒントと、人生を変えていく言葉について触れてみようと思います。

 

 本音から出た言葉しか実現しないって、ホント!?

Image of businesswoman balancing with items in palms

日本には昔から、「本音と建前」という言葉がありますね。

 

「本当は好きじゃないけど、空気を乱すからとりあえず好きだと言っておこう」、「本当はこの会には参加したくないけれど、角が立つから楽しみです、と言っておこう」など、自分が本当に感じている気持ちとは裏腹に、社交辞令や場の調和を保つために「建前」の言葉を使っていることも結構多いのではないかと思います。

 

もちろん、これは島国に生きてきた日本人がコミュニティの中でうまく生き抜くための知恵であり、良い意味での処世術だった歴史もあるので、一概にこれが悪いというわけではありませんし、否定するつもりもありません。

 

つまり「建前」は、社会生活を円滑に送るためには時に必要なものであり、本音と建前の両方をシーンごとに、うまく切り替えながら過ごすことで社会の調和が保たれているわけです。

 

しかし、もしあなたが「願いを叶えたい!」「今の生き方を本気で変えたい!」と強く望むのであれば、本音から出た言葉でないと、その望みは叶いにくいかもしれません...。

 

なぜなら、本音と建前は、その言葉の大元であり言葉の出どころ、発信源となる意識の世界が根本的に違うからです。



また、その意識を統括している脳の領域にも、実は違いがあるのです。

 

大まかに整理しますと、

 

本音は、「潜在意識」からの言葉であり、脳の部位では「大脳辺縁系」

建前は、「顕在意識」からの言葉であり、脳の部位では「大脳新皮質」

 

と言えるのです。

 

ご参考までに、大脳辺縁系=潜在意識は、生命を維持する機能を担っている部位であり、大脳新皮質=顕在意識は、より良く生きるための機能を担っている部位です。

 

つまり、大脳辺縁系が司る潜在意識は、本来人間が持っている「幸せに生きるための感覚・感性のための情報」が詰まっており、一方の大脳新皮質が司る潜在意識には、現状の社会で「うまく生きていくための知恵や知識の情報」があるといえるのです。

 

そうなると、建前の言葉は、顕在意識からの言葉ということになりますね。

 

ここで、一つわかりやすい例を挙げてみましょう。

 

望みを叶えるための言葉、宣言文として「アファメーション」をご存知の方も多いでしょう。

 

たとえば、仕事の目標を達成したい時、アファメーションのパワーを使って「売上〇〇円を達成する!」と唱えれば、その願いが実現する可能性は高くなります。

 

しかしそれが本心と一致した宣言、本音からの言葉であれば良いのですが、そのアファメーションを唱えている自分に何らかのズレや違和感を感じた場合、同じアファメーションを唱えたとしても、なかなか現実化してくれません。

 

もしくは、一時的に成功を掴むことができたとしても、後々、思わぬ揺り戻しがあったり、どこかでマイナスを被る原因になったりします。

 

それはなぜかというと、一言で、「あなたが、その願いを本心からは望んでいないから」。

 

本心、本音で望まないことは、たとえ顕在意識ではOKが出たとしても、潜在意識が拒否してアファメーションをブロックしてしまうのです。意識が二段階方式で成り立っているとイメージすると、わかりやすいかもしれませんね。



つまり、本能(本音)と理性脳(建前)にズレが生じることで、アファメーション自体が「意志がのらない、単なる言葉」になってしまうのです。

 

だからこそ「人生を変える言葉」は、顕在意識から出てくるものではなく、生きるために必要な情報が詰まっている、潜在意識から出た言葉であることが大前提になってきます。

 

またその言葉は、潜在意識からの喜びを感じるものでないと効果は半減。当然、現実を変える状態からはほど遠く、せっかく良い言葉を唱えているのに現実がなかなか変わらない、という状況に陥ってしまうのです。

 

――――

 

​​いかがでしたでしょうか。

佐藤さんもおっしゃるように、
私たちの社会では調和を大切にすること
に重きが置かれているため、
本音を隠して生きている人たちや
本当に思っていることを言えない方々も
多いかもしれません。

では、自分の大切な“本音”とどのように
向き合い、付き合っていったら良いの
でしょうか。

後編では、本音と建て前にズレが生じて
しまう時に日常生活の中で生かせる効果
的方法や、本音に気づく上で大事にしたい
言葉について、ご紹介していただきます。

ぜひ後編もお楽しみに!

***

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