「内と外」はつながっていた!?人生を劇的に変化させるちょっとしたコツ

こんにちは。

essence編集部です。

 

​​さて、前回はこちらの記事で、

 

人と自然環境、地球、宇宙は

全体がネットワークのようにしてつながっている

 

ということをお伝えいたしました。

 

とはいえ、

普段はその「つながり」は見えにくい上に

 

自分とまわりの人、自分と環境

といったかたちで

物理的には切り離された状態にあるので、

 

そうした「つながり」は、

なかなか実感しにくい、というのが

多くの人の本音かもしれません。

 

しかし、この「つながり」は

日常生活のちょっとしたことの中にも

実はけっこう潜んでいたりするもの…。

 

たとえば、それは

その日の気分や感情を左右するくらい、

「とても影響力のあるもの」なのです。

 

今回は、前回の内容を踏まえて、

身近な生活の中で起こりうるいくつかの例をもとに

「つながり」にまつわる貴重なエピソードを

おなじみの内海さんがご紹介してくださいました。

 

「ひょっとしたら自分にも思い当たることがあるかも!?」

 

な、エピソード。

 

ぜひ最後までお楽しみください♪

 

ーーーー

著者プロフィール:
内海昭徳

 

筑波大学で国際関係学、京都大学大学院で政治哲学・社会経済学を専攻。9/11テロを機に、人間の根本的な意識進化の必要性を感じ、大学院を中退。世界の真相と人間の意識の本質の探求を深める中で、メタ認識次元の叡智を掴み、科学と悟りの知恵を融合した人間開発と社会変革に長年取り組む。北米への事業の新規展開を担う過程で、2018年サンフランシスコで開催されたwisdom2.0に日本人初のエントリースピーカーとして登壇。シリコンバレーを中心に、テクノロジーの進歩と並走できる宇宙の普遍的真理の社会実装ニーズの高まりを予見し、独立。コンサルティングや組織研修、講演会、リトリート、ワークショップなど様々に取り組んでいる。

経営・人事・教育など、これからの時代の「人的資本経営」に関心を持つ企業人が集う企業エキシビジョン「ヒューマンキャピタル・ラーニングイノベーション」(主催 : 日経新聞、日経BP)に出展した。

著書『経営者のための悟りリテラシー講座』『タナトスの寂滅』ほか

前回の記事では、

腸が土壌環境と相似形であること。

 

またそうしたミクロコスモスの世界が

自然や宇宙という壮大な世界ともつながり、

すべての存在はたとえ目に見えなくても

お互いに影響し合っている、

ということをお伝えしました。

 

それを踏まえて今回は、

 

「内側の世界が外側の世界とつながっている」

 

ということについて、

身近な例も交えながら

具体的にお話をしたいと思います。

内と外は、実は「入れ子構造」になっている!?

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たとえば今、自分の心の「内側」が

負の状態に傾いていると想像してみましょう。

 

機嫌が悪くてイライラしている。

次々と湧いてくるモヤっとした感情、

なんだかむしゃくしゃする、苛立っている、等々…。

 

こんな時は、つい身近な人や周りとぶつかったり

いつも上手く行くことが上手くできなかったりなど、

自分の「外側」の世界でも

嫌なことが起こりやすくなったりしますよね。

 

こういう時につい陥りがちなのが

 

「あの人がこういうことを言ったから、自分が嫌な感情になった」

「むしゃくしゃした気分は〇〇があったせい」

 

といった捉え方。

 

ついつい、「外側」の何かのせい、

具体的には

人のせいや自分のいる環境のせいにしてしまいがちです。

 

しかし、それは周りのせいでもなんでもなく

実は自分自身が引き起こしている

としたらどうでしょう?。

 

自分の心の「内側」の状態が

「外側」の世界に影響を与えて、

現実となって現れていることもあるからです。

 

例えばすごく身近な私自身の例ですが、ある朝のこと。

 

子供が眠たそうに起きてきて、

「おはよう」も言わず

不機嫌そうに、しばらくダラダラと寝そべっていました。

 

そこで私はつい不機嫌になってイラッとして、

「朝起きたら挨拶くらいしなさい。」と

叱って注意をしました。

するとその後、

子供はさらに不機嫌になってしまったのです…。

 

しばらくそんな日が続いていたので、

「状況が変わらないなら別の方法を試してみよう」と思い、

今度は、自分自身の接し方を変えてみたのです。

 

できるだけ子供の気持ちに寄り添い、

今起こっている現象だけに目を向けるのではなく、

良いところにフォーカスしてみることにしました。

 

いつもはちゃんと挨拶して元気に朝の準備をしてるから、

そういう良いところがある。

体調は日によっても良い悪いのバラツキがあったりするから、

たまたま最近はボヤッとしていたのかもしれない、と。

それで、これまでの流れをリセットして、

気持ちをパッと切り替えるつもりで

 

こちらから笑顔で「おはよう」と言ったら、

子供からも「おはよう」と爽やかな顔で返ってきました。

そしてその日はずっと、気持ちよく過ごすことができたのです。

さて、これはしごく単純な出来事のように思えるかもしれませんが、

「内側」の心と「外側」の現象のつながりというのは、

このようなかたちで日々の至るところに現れています。

 

ご参考までに、もう一つ例をご紹介いたしましょう。

 

私の知り合いの女性で

自分の機嫌が悪くなったり嫌な気持ちになると、

すぐに周りの人や環境のせいにしてしまう女性がいました。

 

しかし、同じような状況やパターンが

いつも繰り返し起こってくるので、ある時、

「これは周りのせいではなく、ひょっとして

自分自身が引き起こしているのかもしれない」

 

と思い、

そこから自分の心の状態を観察し

簡単な内観や瞑想で「内側」を整えることに

フォーカスしてみることにしたのです。

 

最初は見よう見まねで始めてみたそうですが、

気分が悪くなったらすぐに発想を切り替えて

自分の好きなことを考えるようにしたり、

気分転換にお茶したり

簡単なエクササイズを取り入れてみるなど、

ちょっとした工夫を積み重ねていったそうです。

 

そういうことをあれこれ続けて試していくうちに

 

「自分の心の状態が外側の世界を作り出している」

 

ということに、

ある日パッと気づいた、ということでした。

物事の捉え方が変わると、一気に流れが良くなる

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そして、その深い気づきがあってからというもの、

発想の転換をしたり気持ちを切り替えるだけで

外側の世界が変わることがわかって楽しくなった。

 

そして何より

「内と外はつながっていた」

という感覚も深まったといいます。

 

そして、めでたく負のループから解放され、

気持ちもとても楽になり、

その上、人間関係が劇的によくなったそうです。

 

おそらく彼女はもともと、

「外側」の何かのせい、人のせい、

環境のせいにしてしまうという、

思考のクセがあったのでしょう。

 

「内と外がつながっている」ことに

それまでは気づくことができなかったので、

起こることは自分が原因かもしれない、

という視点で捉えることが、

まさに死角のようになっていたのです。

 

でも、それが

単なる思考のクセだった、ということに気づき、

いつもの思考パターンを反転してみたら、

それだけで状況が一気に変わったといいます。

 

(ちなみにその方は、

最初は半信半疑だったのですが、

ちょっと試してみようと、

小さなことから実験感覚、

ゲーム感覚で軽い気持ちで試してみたのがよかったのだと思います)

 

物事の見方が変わり、切り替えがうまくなった瞬間から、

自分の気持ちも楽になり、

一気にいろいろな流れが良くなったそうです。

「まずは形から入る」という方法も、効果絶大!

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さて、起こっていることに対して

自分の思考のクセや思い込みに気づき、

見方を変えることで、

外側の世界もまた変わる、ということがわかりました。

 

しかし、それがわかっていたとしても、

感情的なものもあるし、

これまでの思考パターンも簡単には消せないし、

実際にやるのはなかなか難しい…

と感じてしまう方もいますよね。

 

そんな方にオススメしたいのは、

まず「形から入る」という方法、

外側からアプローチしてみるということです。



例えば、よくある話ですが、

女性の場合はファッションや髪型を変えてみるだけでも

心境や気分が変わることがあると言いますよね。

 

それと同じように、

「まず形から入ってみる」のです。

 

「内から外へ」の変化が有効であるなら、

逆に「外から内へ」の変化も、

実は表裏一体で、有効なのです。

 

「外から内へ」の変化なので、

具体的には身のまわりを整える、環境を変える、

といったことなどから始めてみるのがいいと思います。

 

今からでもすぐに実践できる、3つのおすすめポイント

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ちなみに私のオススメの方法としては、

 

掃除をする、断捨離する(これは本当に効果があるので、ぜひ試してみて下さい)

氣のよい神社にお参りする(そこで、小さなことでもいいので感謝の気持ちを伝えてみる)

・好きな場所に出かけてみる、自然の中にいく、小旅行に出る

 

というのがあります。

 

これらに共通するのは、一言でいうと

「場を変える」ということです。



「場が変わる」ことで、意識が変わり、

不思議と状況が好転していくことがよくあるからです。

 

いつもと同じ「場」から生まれる「意識」ではなく、

ちょっとした非日常の「場」が、

意識の変化のスキマを広げてくれます。

 

あとはもっと簡単なことでいうと、

いろんな人との会話を楽しむ、

普段見ない映画や本を読む、といったことも

当たり前のようでありながら、

実は「外から内へ」の変化の代表例です。

 

このように、ちょっと外の世界を変えてみることで

気分も良くなるので(内側に影響を与えるため)

そこから良い連鎖が続いて、

流れもどんどん良い方向に向かっていきます。

 

普段何気なくやっていることではありますが、

 

「外から内」の変化は、

「内から外」の変化にもつながっているのですね。

 

日々の暮らしや仕事の中で、イライラする、

むしゃくしゃして嫌なことが起こる等々は、

誰にでもあることだと思います。

 

そういう感情になったら、まずはひと息おいてみて、

深呼吸をして、ちょっとしたことでもできる変化を考えてみましょう。

 

人はつい出来事に対して、「自分の性格のせい」とか

「今運気が下がっているから」と

考えてしまいがちですが、実は内から外から

ちょっとしたアプローチを加えるだけで、

状況は少しずつでも、確実に改善されていきます。

 

本気で変えようと思ったら、

変えられないことはありません。

 

自分次第で状況を変えることはできますので、

できそうなところからぜひ

実験感覚で楽しく試してみてください。

 

――――

 

いかがでしたでしょうか。

 

今回は、普段の日常生活で

自分にとってもよくありがちな

思考パターンの実例を紹介してくださったので、

 

個人的にも正直、

ドキッと、ヒヤッとした部分も結構たくさんありました^^;

 

でも、そういうちょっとした反応が

センサーとなって、

きっと今の自分に必要なことを教えてくれているのでしょうね。

 

自分の負の側面に気づくとき、

心がチクッと痛んだり、

悲しい気持ちになったりすることもありますが、

いつもそういう時、

 

「ああ、ここで気づけてよかったな」

「気づいて、またここから成長できるから有難いな」

 

と思います^^

 

内海さんもおっしゃっているように、

 

「外から内」の変化は、

「内から外」の変化にもつながっている

 

からこそ、

自分の意識が変わることで、

まわりに変化が起こることを

私自身もまた、その度に強く実感しているからです。

 

とはいえ、まだまだ変化の途上。

 

日々発見、日々成長!

ということで、

 

日に日に新たに

これからも一歩ずつ、楽しみながら進化していきましょう!



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