幸せのモトは「腸」にあり!? 感情とうまく付き合うコツ

幸せな女性

こんにちは。

essence編集部です。

 

気分がすぐれなくて、

つい人にイライラをぶつけてしまったり、

 

やる気が起こらなくて、

憂鬱な気分のまま一日が過ぎていったり…。

 

こんな時、

「あ〜、なんて自分はダメな人間なんだろう」

 

と、自己嫌悪に陥ってしまうこと、

ありませんか?

 

生きていれば、

いいこともそうでないこともあるのは当たり前、

と頭ではわかっていながらも、

つい自分を責めてしまったり、

生まれ持った性格に原因があるのでは?

と、さらに凹んで堂々めぐりをしてしまったり。

 

そこで今回は、

そんな風につい自分を責めてしまうような方のために、

固定概念から抜ける方法を

お届けさせていただきます。

 

そんな身近なお悩みを持っている方に向けて、

意識の研究をされている内海昭徳さんが、

別のアプローチから、

解決するヒントを教えてくださいました。

 

今回は内海さんの身近なご友人が、

実際にたった一つのことを実践したことで

「変わった」というエピソードもご紹介してくれていますので、

ぜひ最後までご覧ください。

ーーーー

著者プロフィール:
内海昭徳

筑波大学で国際関係学、京都大学大学院で政治哲学・社会経済学を専攻。9/11テロを機に、人間の根本的な意識進化の必要性を感じ、大学院を中退。世界の真相と人間の意識の本質の探求を深める中で、メタ認識次元の叡智を掴み、科学と悟りの知恵を融合した人間開発と社会変革に長年取り組む。北米への事業の新規展開を担う過程で、2018年サンフランシスコで開催されたwisdom2.0に日本人初のエントリースピーカーとして登壇。シリコンバレーを中心に、テクノロジーの進歩と並走できる宇宙の普遍的真理の社会実装ニーズの高まりを予見し、独立。コンサルティングや組織研修、講演会、リトリート、ワークショップなど様々に取り組んでいる。

経営・人事・教育など、これからの時代の「人的資本経営」に関心を持つ企業人が集う企業エキシビジョン「ヒューマンキャピタル・ラーニングイノベーション」(主催 : 日経新聞、日経BP)に出展した。

著書『経営者のための悟りリテラシー講座』『タナトスの寂滅』ほか

幸せの価値観は多様化している

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あなたにとっての「幸せ」とは何ですか?

 

という問いがあった時、

今、それに対する価値観は多様化している流れがあります。

 

人によって基準は様々ですが

例えば、家族や仲間、

お金、豊かさ、健康、

欲しいものや望みが叶うこと、

生きがいを感じられること、

あるいは人の役に立つことなど

 

「ウェルビーイング」という言葉も

頻繁に使われるようになっている昨今、

「幸せ」には様々なかたちがあり、

人それぞれの幸せのあり方がある、

という方向に世の中全体の価値観がシフトしつつあります。

https://essence.datumhouse.jp/hint-for-finding-criteria-for-happiness

 

そのような中で、幸せのモトとなる、

「ある意外なもの」に今スポットライトが当たっています。

腸が、感情や気分をコントロールしている!?

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近年は医療分野でもデジタル化が急速に進み

超高齢社会に伴い健康に関する研究も進む中、

「健康寿命」という言葉も、

大事なキーワードになっていますね。

 

人生100年時代を生きる上で

多くの人にとって「健康」を保つこと、

元気で生き生きと暮らすことは

「幸せ」を作るための大事なモトだと言えるでしょう。

 


健康法に関する知識や書籍、動画番組なども

どんどん増えていますが、

その中でも目にする機会が圧倒的に増えたのが、

「腸の健康を整える」ことの重要性です。

 

腸の主な機能としては、

「食べたものの消化吸収を担う」

ということが挙げられますが、

 

その他にも

人間の免疫を司る上で、

重要な役割を果たしていると言われています。

 

病気知らずの、健康な体をつくる上でも

腸の健康が重要な鍵を握っていることは、

多くの人が知るところでしょう。



しかし、これらに加えて

腸にはもう一つ、

非常に重要な役割があるということをご存知でしょうか。

 

それは、

腸が「幸せホルモン」と呼ばれる

セロトニンやドーパミンといった

神経伝達物質を合成する臓器である

 

ということです。



よく、気分がすぐれない、

すぐに不機嫌になってしまう、

何をやっても楽しくない、

悲観的になってしまう、

という方がいらっしゃいますが、

 

生化学的に考えれば、

こういう気分が生み出されていること、

感情が安定しない方向に傾いてしまうということは、

ある意味当然のこと。

 

そんな風にちょっと嫌な気分が引き起こされるのは、

 

性格のせいではない

 

と言えるのかもしれません。



私の知人にとても真面目な女性がいて、

その真面目さゆえに、

何か気分が優れないことがあると、

 

「自分は性格に問題がある」

「考え込んでしまうのは、暗い性格のせいでは?」

 

と、すぐに自分を責めてしまっていました。

 

でもある時そんな彼女に何気なく、

腸と感情の相関関係について話してみたところ、

早速食べ物を改善しようと行動してくれることに。

 

今では腸の状態も整ってきたせいか、

随分と心も安定してきたようで、

感情に左右されることも少なくなったそうです。

 

少し時間はかかりましたが、

体が変わることで、こんなにも人は変わるんだ!と思い、

身近な人だけにその変化を目の当たりにして

とても感動したことを覚えています。


また、腸は感情を司るだけでなく、

女性にとっても関心のある

「美容」にも大きな影響があると言われていますよね。

 

腸内フローラを豊かに整えるための

「腸活」、「腸美人」といった言葉を

耳にされることも多いのではないでしょうか。



何より、日々の食生活を見直して

腸の状態を整えて健康状態を保つことによって、

心も安定し、気分も良くなっていくということは

十分にありえる、と言えるでしょう。

 

腸を通して心身の不調が整えば

人とのつながりも深まり、

生き方も変わり、

より自分らしさが発揮できるような

前向きな心の姿勢に変わっていくことも期待できるでしょう。

幸せは「腸の状態を整えること」から始まる

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また「腸脳相関」という言葉もあるように、

それぞれの臓器のエネルギー的な

性質や特徴で考えてみても、

腸と脳には密接なつながりがあります。

 

腸は最も早くできた臓器で

人体の一番下に位置し、

脳は最も遅く発達した臓器で

人体の一番上に位置する臓器でもあります。



また、腸と脳をめぐるエネルギーバランスは

身近なところでも現れやすく

 

脳(意識)の方にストレスが溜まったりすると

腸の状態も悪くなり

お通じがイマイチに...といった

経験をお持ちの方も少なくないかもしれません。

 

腸が汚れていれば、意識や感情にも影響して

嫌な気分になったりやる気がなくなったりもするでしょう。

 

腸がきれいで健康な状態が

脳と意識をクリアにし、

セロトニンなどの幸せホルモンの分泌を促すことも考えると、

極端な話、


「幸せは腸次第!」



といっても過言ではないかもしれませんね。



昨今、腸を整えることのメリットから、

発酵食品をはじめとした

食の改善がスポットライトを浴びているのも

よく頷ける話です。

 

日本古来の多様な発酵食品にも

大きな効果がたくさんありますので、

日本が誇る「発酵」について、

また別の機会にじっくり触れてみたいと思います。

――――

いかがでしたでしょうか。


最近、なんとなくやる気が起きない。

 

暗い気持ちになることも多くて、

気持ちがパッと晴れない。

 

そんな時も、

ちょっと視点を変えて

自分の健康、そして食生活と向き合ってみることで

長年の悩みが一気に解消されることもある。

そんな希望を感じさせてくれるような

エピソードでしたね。

 

その時の気分や感情にどっぷりハマってしまうのではなく、

そこからほんの少し離れて、

自分自身の今を客観的に見る方法を見つけると、

これまでに見えなかった

新しいエネルギーの回路が、

一気に開けてくるかもしれません^^

 

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