言霊を読み解く重要な鍵!古事記の「機織り」は、実は最古のテクノロジー?/ことほぎの輪⑧

こんにちは。
essence編集部です。

「ことほぎ」から始まる世界とは?

 とくに2019年に始まった
コロナ・パンデミック以降
数年のあいだ、

社会情勢は大きく揺れ動き、
インフレをはじめ国際秩序を
揺るがすような事態により
世界は今まさに混迷を極めています。

 
そんな時代に、未来を照らすカギと
なるのが「ことほぎ」です。

「ことほぎ」とは、「寿ぎ」。


夢をつなぎ、希望をつなぐ、
この「ことほぎ」の叡智を知ることで、
絶望が光に変わります。

 
私たちデータムグループでは、
これまでに古代から受け継がれてきたこと、
日本文化の奥深くに眠る叡智を
さまざまな形でお伝えしてきましたが、
今この混迷の時代だからこそ開示できる
情報があると確信し、
満を持して「ことほぎの輪」講座を
スタートいたしました。

「ことほぎ」

 

それは、多くの人にとって
なかなか馴染みのない言葉
なのかもしれません。

 

しかし、こちらのessenceで
発信していく情報や、
これから順次ご紹介していく講座の
プレセミナーをご覧いただく中で、

なぜ今「ことほぎ」が大事なのか?

ということが、
少しずつ明らかになっていくことでしょう。

 

そこでまずは読者の皆さまに早速、
プレセミナーの一部を
ご覧いただきたいと思います。

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講師:
石原政樹

neten株式会社 顧問
一般社団法人 白川学館理事

禅僧であった祖父の影響で、幼少期より禅や各種瞑想に親しんできた。20代後半、10時間を超える瞑想中にエネルギーが覚醒、一切の存在と融合するという神秘的な体験を経験。その後、少林拳、少林武術、太極拳、古武術、レイキ、気功、気導術、ヴィパッサナー、肥田式強健術など、東洋の叡智を積極的に学ぶ。

日本の伝統文化に隠された叡智を活用し、実社会において、内面も外面も充実させて生きるための研究に従事。ここ数年は、それらの成果を世界に広めるプログラムのリードに尽力 している。

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 講師:
内海昭徳


株式会社ロンズデーライト代表取締役
人財育成・組織変容コンサルタント/ 研修講師 / 著述家
neten株式会社客員研究員 / tenrai Inc.取締役副社長兼CLO(Chief Learning Officer)

筑波大学で国際関係学、京都大学大学院で政治哲学・社会経済学を専攻。9/11テロを機に、世界の根本的なパラダイムシフトの必要性を感じ、大学院を中退。
人間の意識変容の本質探求を深める中で、メタ認識次元の叡智を掴み、科学と悟りの知恵を融合した人間開発と社会変革に長年取り組む。
2018年サンフランシスコで開催されたwisdom2.0に日本人初のエントリースピーカーとして登壇。シリコンバレーを中心に、AIやDXなどテクノロジーの進歩と並走できる人間の意識変容の社会実装ニーズが高まる潮流を実感し、独立。
日経主催の企業エキシビションへの参画なども通して、人的資本経営への悟りの智慧の実装を提唱しつつ、個人・法人向けのコンサルティングや組織研修、各種セミナー、出版サポート、リトリート、ワークショップなど様々に取り組んでいる。

著書:『ビヨンド・ティール』『経営者のための悟りリテラシー講座』『タナトスの寂滅』『タオ・リズム(共著:福田純子氏)』ほか

 

コトダマの「ダマ」は、ときほぐしてこそ力になる

内海さん:

前回、コトダマの「ダマ」ということについて、色々とお聞きしましたけれども、つまり言霊の「ダマ」は、タマに解きほぐさないといけないということですね。

 

それを、解きほぐすことが、ことほぎであり、またそうすることが言霊本来のはたらきになるということですね。

 

石原さん:

はい。「ダマ」になった言葉というのは、私たちの肉眼ではわからない、我々の深い意識、潜在意識といわれている、そういう世界に影響を与えるものなんですね。

 

ですから、たとえば、落ち込んでいる時に頑張らなきゃとか、自分で自分を励ますことがあると思うんですけれども。

 

そういう時も、励まして元気になろうという気持ちよりも内側から湧いてくる、悲しみとか落ち込みの方が激しくあると、それが跳ね返されてしまうといいますか。

 

でも、言霊のレベルになると、その悲しみを全部浸透してすり抜けて、すごく深いところから癒す力がはたらきますので、物事が好転するということがあるんですね。

 

神道には、「平安清明(へいあんせいめい)という言葉がありますけれども、そのような、安らいだ心地よい状態になります。

 

たとえ逆境の中にあっても、「ダマ」から「タマ」にときほぐすことができれば、心がパっと救われる。だからこそ、またそれがいい現実をより呼び寄せやすくなる、ということがあるわけです。

 

日本語の一音一音のはたらきを精緻に解き明かした、「言霊学」

内海さん:

心の在り方とか意識の在り方という時に、例えば脳科学であれば脳波とか、心理学とか量子力学でいうと、波動とか周波数とか振動という概念が出てくると思うんです。

 

石原さん:

はい。

 

内海さん:

言霊学ではそれを正しく研究して、言霊というものを周波数で全部整理したのですね。

 

石原さん:

そうですね。

 

日本語の一音一音というのは、とても精緻な音であり、文字なんですね。

 

その一つひとつに一回、個々の周波数を振って整えたのが、言霊です。

本来はそれは汚れがない周波数であり、音の連なりでできているわけですが、ふとした瞬間にそこに汚れ、ノイズが入ってしまう。そうなると、本来のエネルギーが発動しないんですね。

 

ノイズが入っていなければ、速やかに人を幸せにできる周波数になる、ということなんです。

 

一旦、解体してクリアにしてノイズキャンセラーっていう言葉が一般的にはありますけれども、それをもう一回複合して作り直すという技術を作り上げたということですね。

 

内海さん:

すごいですよね。一音一音の音素という概念を私はここで初めて聞いたんですが、「あ」とか「い」という音、その音になる前のエネルギー、最小単位があるということですね。

 

石原さん:

はい。

 

内海さん:

全部、特定していって、最終的に信号処理するんですよね。

 

ノイズというと、例えばラジオとか分かりやすいですよね。

 

うまくチューニングしないと、ガガガー、ピーピーピーってノイズが入りますけれども、あれも、言ってみれば「ダマ」になっちゃっているということですね。

 

石原さん:

そうですね。余計な雑音が入ってきて途中で混線してしまっているというか。

 

古事記に登場する「機織り」は、実は最古かつ最新のテクノロジー!?

石原さん:

古事記に遡って見ていくと、古事記の中で唯一出てくるマシン、テクノロジーというのが実は「機織り」なんですよね。

ガッチャン、ガッチャンと服を織る機織りって、縦と横の糸がこう綺麗に組み合わさって一つの織物ができる。

 

逆にここがもつれてしまったり、ほつれちゃったりすると止まってしまうわけですが、これが「思いが現実化していく」というところにも繋がってくるわけです。

 

現実の世界でも同じことが起こってくるわけで、それが神話の中にも現れているということですね。

 

内海さん:

縦糸と横糸で言うと、よく言われる言霊学の解説の中でもいわゆる「五十音図」というのが出てきますけれども、あれが正しく、縦糸と横糸ということですね。

 

石原さん:

そうですね。

 

内海さん:

縦糸と横糸で、言葉を織り成していく。

 

石原さん:

はい。そして、その言葉を織り成すということがそのまま現実創造のプログラムになっている、ということですね。

 

映画『マトリックス』をご覧になった方は、縦横のグリーンのラインを思い出される方も多いと思うんですけども。

 

それは単なる糸っていう物質ではなく、もう一つの世界を作り出すプログラムになっている、ということです。

 

内海さん:

実際にそれは、地球とか太陽系のプログラムというたとえではなく、周波数というプログラムに対応しているものを発見して特定したという。

 

石原さん:

そうですね。特定したということですね。

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いかがでしたでしょうか?

 

一般的に知られている、言霊(ことだま)ですが、そこにはさらに深い世界があって、「ダマ」を解きほぐすことで、「たま」となること。そしてそうなることで初めて本来の姿となってはたらき出すということも見えてきました。

 

また、言霊というのは、「あ」、「い」といった言葉そのものではなく、音になる前の精妙なエネルギーであって、そこを解きほぐしていくことが大事である、ということですね。

 

次回は、そのエネルギーの成り立ちについて具体的に解説していただきますので、どうぞお楽しみに。

 

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