人生がうまくいっている人は「使う言葉」が違う〜ことほぎの輪⑤

こんにちは。
essence編集部です。

「ことほぎ」から始まる世界とは?

 とくに2019年に始まった
コロナ・パンデミック以降
数年のあいだ、

社会情勢は大きく揺れ動き、
インフレをはじめ国際秩序を
揺るがすような事態により
世界は今まさに混迷を極めています。

 
そんな時代に、未来を照らすカギと
なるのが「ことほぎ」です。

「ことほぎ」とは、「寿ぎ」。


夢をつなぎ、希望をつなぐ、
この「ことほぎ」の叡智を知ることで、
絶望が光に変わります。

 
私たちデータムグループでは、
これまでに古代から受け継がれてきたこと、
日本文化の奥深くに眠る叡智を
さまざまな形でお伝えしてきましたが、
今この混迷の時代だからこそ開示できる
情報があると確信し、
満を持して「ことほぎの輪」講座を
スタートいたしました。

「ことほぎ」

 

それは、多くの人にとって
なかなか馴染みのない言葉
なのかもしれません。

 

しかし、こちらのessenceで
発信していく情報や、
これから順次ご紹介していく講座の
プレセミナーをご覧いただく中で、

なぜ今「ことほぎ」が大事なのか?

ということが、
少しずつ明らかになっていくことでしょう。

 

そこでまずは読者の皆さまに早速、
プレセミナーの一部を
ご覧いただきたいと思います。

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講師:
石原政樹

neten株式会社 顧問
一般社団法人 白川学館理事

禅僧であった祖父の影響で、幼少期より禅や各種瞑想に親しんできた。20代後半、10時間を超える瞑想中にエネルギーが覚醒、一切の存在と融合するという神秘的な体験を経験。その後、少林拳、少林武術、太極拳、古武術、レイキ、気功、気導術、ヴィパッサナー、肥田式強健術など、東洋の叡智を積極的に学ぶ。

日本の伝統文化に隠された叡智を活用し、実社会において、内面も外面も充実させて生きるための研究に従事。ここ数年は、それらの成果を世界に広めるプログラムのリードに尽力 している。

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 講師:
内海昭徳


株式会社ロンズデーライト代表取締役
人財育成・組織変容コンサルタント/ 研修講師 / 著述家
neten株式会社客員研究員 / tenrai Inc.取締役副社長兼CLO(Chief Learning Officer)

筑波大学で国際関係学、京都大学大学院で政治哲学・社会経済学を専攻。9/11テロを機に、世界の根本的なパラダイムシフトの必要性を感じ、大学院を中退。
人間の意識変容の本質探求を深める中で、メタ認識次元の叡智を掴み、科学と悟りの知恵を融合した人間開発と社会変革に長年取り組む。
2018年サンフランシスコで開催されたwisdom2.0に日本人初のエントリースピーカーとして登壇。シリコンバレーを中心に、AIやDXなどテクノロジーの進歩と並走できる人間の意識変容の社会実装ニーズが高まる潮流を実感し、独立。
日経主催の企業エキシビションへの参画なども通して、人的資本経営への悟りの智慧の実装を提唱しつつ、個人・法人向けのコンサルティングや組織研修、各種セミナー、出版サポート、リトリート、ワークショップなど様々に取り組んでいる。

著書:『ビヨンド・ティール』『経営者のための悟りリテラシー講座』『タナトスの寂滅』『タオ・リズム(共著:福田純子氏)』ほか

 

人生がうまくいっている人は、使っている言葉が違う?

内海さん:

「こと」というと、日本人であれば一度は、「ことたま」、「ことだま」というのは聞いたことがあると思うんですね。「ことほぎ」の前に、言霊(ことだま)という言葉の方が一般には浸透しているのではないかと思います。

 

そして、普段私たちが何気なく使っている日常の言葉、「言霊」というのは結構あると思うのですが、石原さんはこの「言霊」について、どのように考えていらっしゃいますか?

私たちが知らず知らずのうちに使っている言葉の力みたいなものについて、お伺いできたらと思います。

 

石原さん:

そうですね。

この一般社会、私たちの周りでも、人生がうまくいっている人とそうでない人とでは、普段から使っている言葉が違う、ということは一つ思うところですね。

とくに、まわりに対して使っている言葉の前に、自分の心に投げかけている言葉で変わってくるというところがありましてね。

 

その場合、ちょっと上手くいかないことがあると、その事実に対して《良い》・《悪い》であったり、あるいは《悲しい》といった感情をくっつけてしまうんです。

 

最初に大きな括りでの過去の思い出があって、それに対して嬉しい・悲しいなんですけども。

 

でも一方で、以前お話しした金融の世界で生きている人たちで、過去に借金だらけでもそこから這い上がった人たちは、どんなに苦しい状況に置かれていたとしても、もう立ち直った未来に対して意識をフォーカスしているところが、すごく印象的でした。

 

 

内海さん:

そうなんですね。起こっている状況に対して、感情をのせずに、すでに良くなった状況に意識をもっていっていると。

 

石原さん:

はい。

その時に大事なこと、立ちあがった未来を支えてくれているのは、心の中の言葉なんですね。

たとえ今が絶望的な状況であったとしても、また立ち直った時にみんなと出来ることに対して、心の中の言葉できちんと整えているといいますかね。

 

そうはいっても、やはり人間ですから、先の見えない借金まみれの時なんかはビジョン自体もうまく出てこないっていうところもあるのですが…。

 

でもそういう時でさえ、何か根拠のない自信がまずある、という感じがするんですね。

 

内海さん:

それは、すごく大事なことですよね。

 

石原さん:

どんな状況にあっても、「大丈夫!」という言葉を心の中で言い続けることが出来るとか、それをより力強く続けることができるとか、そういうことが大事なんですね。

 

つまり、まず「言葉が先にある」と。

 

この世界って本当に不思議で、先ほど仰ったように、言葉の「こと」っていうのは、今度は物事の「こと」に変わってくるっていうところの繋ぎを、言葉がしてくれるという、そういう繋ぎの役割をしてくれるものが「ことほぎ」と言えるかなと思います。

 

まず言葉が先行して、次に現実がつくられる

内海さん:

まず言葉が先行して、続いて、その言葉にふさわしい出来事が表れてくると。

 

石原さん:

そうですね。

ですから、つまり、そこに「差」が表れてくるということですね。

出来事があって、それに対して言葉を付けるのではなくて、先に言葉があって、その後に出来事がついてくる。

 

これは逆に言えば、今の出来事がどんなに悲惨で惨めであったとしても、良い言葉を先行して出してしまうことによって、周りも自分も幸せになっていくと。

 

すると、そこに引き寄せられるようにして、物事はその言葉の通りになっていくという。そういう違いがあるわけですね。

 

内海さん:

先ほど石原さんがおっしゃった、「意識のフォーカス」という言葉が、私にはすごくしっくりきたのですけども。

 

例えば、誰しも、「こうなりたい」、「ああなりたい」と目標を決めたり、ビジネスでも目標設定をしたりしますよね。昨今の話であれば、パーパス経営という言葉もあって、経営の志、目標といった意味で使われています。

 

ですから、その理念を唱和したりとかいうので、方向性を定めるっていうことは大事なことだと思うんです。

 

ただ一方では、そうは言ってもやってはみたけどうまくいかないよ、と言う方もやっぱり結構いらっしゃる。

 

「やってみたけど、ダメじゃん」とか、「やっぱり言葉の力って、スピリチュアルじゃん」っておっしゃる方もいらっしゃるかもしれないのですが、そこで終わるのはもったいない。

なぜかというと、やはり言葉にはもっと深い世界があるからです。

 

では、ここからさらに一歩踏み込んでお話ししていきたいと思うのですが。

世の中には、願いが叶いやすい人と、なかなか願いが叶いづらいという人がいると思うのですが、この違いは端的にいうとどんなところにあると思われますか?

 

石原さん:

一つはですね・・・。

 

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いかがでしたでしょうか?

 

前回、内海さんが投げかけた「言葉の本質とは?」という問いかけに対する答えが、今回のお話で少しずつ明らかになってきたのではないでしょうか。

 

私たちは、起こった出来事に対して自分の感情をのせて「良い・悪い」と「嬉しい・悲しい」などといった言葉で表現しようとしますが、言霊の世界では逆で、こうなってほしい未来や、こうありたい未来に向けて意識をフォーカスして言葉を先行していくことが大事だということが、見えてきました。

 

つまり、「すでにそうなっている現実」をイメージして、そこに対して言葉を発していく、ということです。

 

そう考えると、私たちが常日頃から使う言葉がいかに大事であるか?ということが、改めて見えてきます。

 

次回は、今回の内容を踏まえて、「願いが叶いやすい人」と「そうでない人」の違いについてトークを繰り広げていただきます。

 

日々の言葉遣いや意識のちょっとした「差」がどのように現実に影響するのか?

 

ぜひ次回もお楽しみに。

 

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