「感情マスター」になるための 4つの重要ステップとは?

こんにちは。

essence編集部です。

 

私たちは日頃から、

 

嬉しい、悲しい、腹が立つ、楽しいetc…

 

喜怒哀楽、様々な感情を味わい、

経験しながら生きています。

 

ただ、感情とは時に厄介なもので、

 

楽しい、嬉しいなど、

自分の気持ちが前向きに、明るくなる感情であれば

すんなりと受け入れることができるのに、

 

悲しい、腹が立つ

 

といった感情は、つい目を伏せたくなってしまうもの。

 

とくに感情が昂ぶった時には、

そこから逃げたくなってしまうこともありますよね…。

 

しかし、生まれながらに心をもった人間である以上、

誰もがこの「感情」からは逃れることができません。

 

であれば、

感情とうまく付き合っていく方法を見つける方が

よほど生産的だし、人生も楽しくなると思いませんか?^^

 

そこで今回は、私たちにとって扱いにくい感情と

うまく付き合っていくためのコツを、

内海さんにお聞きしてみました。

 

もしもこれがきっかけで

自分の感情とうまく付き合えるようになったとしたら...

 

それは、まさに「一生モノ」とも言える財産

感情マスター(=感情をうまく扱える人のこと)のレベルが上がっていくと

心も安定し、人間関係も改善されるので、

日々の生活が「良い方向に大きく」変わってきます!

 

今回はそのためのファーストステップということで、

少し耳が痛い!?と感じられる部分もあるかも知れませんが、

これこそ変化のチャンスと前向きに捉えて

ぜひ最後まで楽しんでご覧いただけたらと思います。

ーーーー

著者プロフィール:
内海昭徳

筑波大学で国際関係学、京都大学大学院で政治哲学・社会経済学を専攻。9/11テロを機に、人間の根本的な意識進化の必要性を感じ、大学院を中退。世界の真相と人間の意識の本質の探求を深める中で、メタ認識次元の叡智を掴み、科学と悟りの知恵を融合した人間開発と社会変革に長年取り組む。北米への事業の新規展開を担う過程で、2018年サンフランシスコで開催されたwisdom2.0に日本人初のエントリースピーカーとして登壇。シリコンバレーを中心に、テクノロジーの進歩と並走できる宇宙の普遍的真理の社会実装ニーズの高まりを予見し、独立。コンサルティングや組織研修、講演会、リトリート、ワークショップなど様々に取り組んでいる。

経営・人事・教育など、これからの時代の「人的資本経営」に関心を持つ企業人が集う企業エキシビジョン「ヒューマンキャピタル・ラーニングイノベーション」(主催 : 日経新聞、日経BP)に出展した。

著書『経営者のための悟りリテラシー講座』『タナトスの寂滅』ほか

「モヤッ」とした感情は、どこからやってくる?

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人には様々な「感情」があります。

 

代表的なものとしては

「喜・怒・哀・楽」がありますが、

日常的に心の中にふっと沸き起こる感情は、

大体がもっと漠然としたものが

大半なのではないかと思います。

 

ドキドキする、ワクワクするなど

ポジティブなものもある反面で、

やはり困ってしまうのは、

ネガティブな方の、モヤッとした感情です。

 

なんか、イライラしてむかつく。

心がザワザワして嫌な気分になる

気持ちがモヤモヤしてちょっとダークな気分になる

胸がギュッと苦しくなる等々…。

 

こんなモヤっとした気分になった時は、

日本語特有の言語表現、

「オノマトペ」がここぞとばかりに大活躍してくれますが

 

思考や理性から出てくるものとはまた異なるために

なんとも言葉にし難く、正体が掴めない...。

 

論理的に整理して割り切ることができればまだいいのに、

自分でもはっきりと言葉にできないから

原因もよくわからず、モヤモヤが続いてしまう....



こんなふうに、感情とは一見して

なんとも扱いにくいシロモノです。

 

そう考えると、

感情に呑まれてしまったり

感情に振り回される・流されることは、

コントロールし難く、悩む人が多いというのも

無理もないと思ってしまう自分もいます。



とはいえ、感情をうまく扱えないがために

様々な問題を引き起こしてしまっているとしたら...

 

やはりそこはしっかり向き合って

少しでも早く対処したいですよね。

 

例えば人間関係の中で、

相手に感じた感情をそのまま爆発させてしまい

気まずくなったり、口論になったり。

 

瞬間湯沸かし器のように

感情をつい爆発させてしまったり。



普段は思ってもいない言葉を、つい口にしてしまったり。

 

あるいは、悲しいことがあって

意識の底にずっとその感情がとどまっていたり…

 

このように感情によって引き起こされるトラブルは様々ですが、

とくに感情の起伏の激しい方は要注意!

 

感情を引き金に、人生全般にまで及ぶトラブルを

引き起こしてしまう可能性もあるからです。 

 

場合によっては一生、自分の心に傷が残り

また感情をぶつけてしまった相手にとっても、

トラウマになってしまうことさえあるでしょう。

感情は《※取り扱い注意》
でもうまく付き合えば、人生の豊かさを味わえるモトに!

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そう考えると、

「扱いにくい感情なんていっそ、なくなってしまえばいいのに!」



と思ってしまうという方もいるかもしれません。

 

では感情がなくなってしまえばいいのか?というと、

そういうわけでもありませんよね。

 

かといって、無理に感情を押し殺したり

感情を無視して押し込めてしまうのも違います。

 

積もり積もった負の感情は

いずれ何かの拍子で大爆発につながる危険性もあるので、

もちろん《※取り扱い注意》ではありますが、

見方を変えると、実は良い面もたくさんあるんですね。

 

例えば、感情は自分の心を知るバロメーターであり

その時に自分がどういう状態にあるかを知ることができる

大事なセンサー(あるいはサイン)のような役割

と考えてみたらどうでしょう?

 

私たちが住む地球には

微生物から動植物まで多種多様な生物が生息していますが、

数ある生命体の中でも

人間ほど感情表現が豊かな

生物はおそらく存在しないでしょう。

 

感情は、人生の素晴らしい原動力であり、

創造力の源泉ともなり得るもの。

 

感情によって情緒が動くからこそ素晴らしい感動が生まれ、

またそこから見えてくる世界があって、

さらに深く味わえる喜びや感動もあります。

 

そのように、人生を明るく楽しくして

感情とうまく付き合っていくためにも

 

最初のステップとして、

まずは感情の負の側面、厄介な方面の

感情からアプローチしたいもの。

 

というわけで、

感情とうまく付き合いマスターするための

方法を、いくつか整理してご紹介してみたいと思います。

感情をマスターするための、4つの重要ステップ

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1) まずは客観視

感情に呑まれる、振り回される、流されるなどは

自分がどういう状態であるかが自分で分からない状態ですから、

 

「感情」と「その感情を感じ、観察する自分」

とを分けることが、まずは大切になります。

 

一言でいうなら、

 

「自分が今、どんな感情を抱いているか?」

 

ということを、客観視してみるということ。

 

例えば、自分が落ち着いている時は

感情的になっている人の状態が見えやすいように、

 

感情を客観的に認識することで

冷静になることができ、

その感情からいったん離れることができるからです。

 

ここで、客観視ができるようになるための方法として

代表的なことを端的に2つ挙げてみましょう。


一つは、紙に感じたことを

そのまま書き出してみること。

 

特にまとまりがなくても、

最初は思いつくままに書きなぐる感じからでも

スタートして構いません。

 

自分の感情を書き出してみること、

つまり自分の外側に「アウトプット」してみることで

モヤっとしたものが外に出ていくだけでなく

客観視ができて

そこから見えてくるものがあるからです。

 

もう一つは、瞑想です。

 

落ち着いた環境に身を置き、

静寂の中でゆったり呼吸をしていると、

だんだんと自分の感情がどこから出てきたものなのか、

徐々に見えてくるようになります。

 

いずれも自分の感情を冷静に見つめる上で

効果的な方法ですので、まずはここから試してみてください。



2) その感情を持ったことをありのままに認める

 

客観視できたら次のステップとして大事なのが

それに「善悪の判断」を入れず、

ありのままに、湧き起こってきた感情を

そのまま「認める」ということです。

 

実はこれが意外と難しく、

例えば怒りを持った自分を認めたくなかったり

自己嫌悪や自己否定を感じてしまったり、

 

いい人でいた方が良いと思って、

「こんな感情を持っていてはダメだ」と、

出てきた感情を見ないようにして、

無意識に蓋をしてしまったり、

遠くの方に追いやってしまおうとすることがあります。

 

こちらについては前回の記事、

「いい人をやめると人生が好転する!?」

 

でもご紹介していますので、

ぜひ参考になさってみてください。

 

でもそのような状態を続けていると

善悪で判断された感情の偏りは

心の底に泥のように積もっていきますので

結果的に、その感情に囚われてしまい、

そこから離れることができなくなってしまうのです。



3) その感情を味わい尽くす

 

これは前述の「認める」ということと繋がる部分もありますが、

感情を超えるためには、

時にそれを「とことん味わい尽くす」ということも大事です。

 

例えばお腹いっぱいご飯を食べたら、

自然と「しばらくはいらない」となりますよね?

 

この場合も、まさにそれと同じような感覚です。

 

言ってみれば、囚われていた感情が

無理なく自然なかたちでリリースされていくようなイメージです。

 

極に触れると物事は一気に変わる

 

と言われているように、

とことん味わい尽くすと、

次のステップに進めるということがあります。



4) 感情を言葉に“ピタリ”と置き換えてみる

 

実は、この4つ目が最重要ポイントとなります。

なぜなら、これが感情を超えるための

最終段階とも言えるものだからです。

 

こちらは「感情マスタープログラム」でも

お伝えしているところですが、

 

1)でも触れたように、まずはとにかく感情を

書きなぐりでもよいからアウトプットする、

という段階のもう一歩先にあるものです。

 

1)の段階では、例えばまさしく感情のままに 

 

「ヤダヤダヤダ…!」とか、

「むかつくむかつく!!!」

 

といった表現でもよいのですが

 

それを客観的な視点で眺めながら、

より精緻に、その感情エネルギーの底にある感覚に対して

ピタリと当てはまる

言葉を当てはめてみる感覚です。

 


例えば「むかつく!」という情動に対して

それは、〇〇さんへの「憤り」なのか

〇〇さんの言葉に傷ついた「嘆き」なのか、

はたまた「悔しさ」が隠れていたのかで、

感情の解消の仕方も変わってくるからです。

 

そうして、感情のサーチングをしたのちに、

 

「〇〇さんへの悔しさを感じていた私がいた。」

 

といったように、

感情のエネルギーを言葉に置き換えて

「感情」に対して「言葉」の力が持つ性質に

置き換えてみるのです。

 

例えば、「右手」と「左手」をパンと叩いて、

「もう、お開き!」と合図が鳴ってハッとなるように、

感情を言葉に置き換えることがきっかけとなって、

スッとそれが消えるという

感覚を味わうこともできるでしょう。 

感情としっかり向き合いたい方のために生まれた、
特別なプログラムも!

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さて、これまで感情にまつわるお話を色々としてきましたが、

とはいえ、

もともとが扱いの難しい感情とうまく付き合っていくのは、

なかなかの至難の業でもあります。

 

そんな方には、

「感情マスタープログラム」をご紹介していますので、

ぜひこの機会にご覧になってみてください。

 

(※こちらは、無料の会員サイト「maforama

に登録後にご覧いただけるコンテンツとなっておりますので、

ご興味のある方は登録後にご覧になってみてください)

 

最後に。

 

繰り返しにはなりますが、

感情は「今、自分が何を思いどんなことを感じているのか?」

ということを知らせてくれる、

重要なセンサーであり、大事な心のバロメーターです。

 

そして、この感情の扱い方次第で、

日々の心情や人間関係を始め、

人生の様々なことが大きく好転していきす。

 

そういった意味でも感情と「うまく付き合っていく方法」を

見つけることは大事ですし

 

たとえ少しずつでも自分の感情を上手くコントロールできるようになると

自分も周囲も受け入れられるようになって、

心穏やかに過ごすことができるようになります。

 

また感情については改めてご紹介いたしますので、

まずはぜひ、今回の内容を参考に、

できることから始めてみてください。

 

――――

 

いかがでしたでしょうか。

 

私たちは通常、

感情をなんとかしようと思ってしまうものですが、

 

こちらの記事を読んで

まずは「ありのままを認める」

 

ということが大事であるということが、

お分かりいただけたのではないでしょうか。

 

ということは、

感情をなんとかしよう、コントロールしようとする気持ちを

まず手放すことが

最初の重要なステップと言えるのかもしれません。

 

また、感情は今の自分を知るための

バロメーターであり、同時に近道であることを考えると...

 

感情をマスターするということは、

自分との付き合い方や周りとの人間関係、

ひいては

人生をマスターすることに繋がるとも言えるかもしれませんね!^^

 

本文中にもご紹介のあった、

「感情マスタープログラム」では、

今回お届けした情報からもう一歩踏み込み、

概要をはじめ具体的な実践方法について触れられています。

 

多くの皆さまから様々な変化のお声をいただいている

データムグループの人気プログラムの一つですので、

ご興味のある方はご覧になってみてください。

 

(※こちらは、無料の会員サイト「maforama

に登録後にご覧いただけるコンテンツとなっております)

 

今回の記事が、大切な心と向き合って

悲しみや苦しみだけでなく

素晴らしい創造力や喜びの源泉にもつながる感情を

丁寧に味わう、良いきっかけとなりますように^^

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