水と生命の共振・共鳴の姿とは?内と外の"海"が教えてくれる、創造の源とつながる喜び

こんにちは。

essence編集部です。

 

「水」は私たち人間をはじめ、

この地球上に生きる生命体にとって

欠かせないものです。

 

とはいえ、水はいつも私たちの

身近にある存在だからこそ、

 

意識しなければ

その恩恵に思いを馳せることは

そう多くないのかもしれません。

 

今回は、大宇宙の生命の一部である

私たちが、水とどのように関わり、

生かされているのか?

 

ということについて、

 

佐藤さんが素晴らしいエピソードを

届けてくださいました。

 

ぜひご覧ください!

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著者プロフィール:
佐藤三知代

幼少期から日本古代史好きの父の影響で縄文文化や神話の世界を身近に育つ。学生時代は外国語や国際交流への強い興味から外国語学部に進学。広告代理店に就職するも思う道を見いだせず、転職を繰り返す中体調を崩す。

その後、アロマやマクロビオティックなどの自然療法で健康を取り戻す中、体心魂は一つであることを体感。ホリスティック医学、東洋医学、解剖生理学、量子力学や波動、心理学、意識の世界への理解を深めていく。

「エンペラーコード」との感動の出会いに、今までの経験がここに通じていたと実感し、「和の叡智」を学び実践していくことを心に決める。現在はessenceのライターとして活動しつつ、アロマ、マクロビの講師、心理セラピストとして「植物・自然食・言葉」で自然界と人を結びながら、「宇宙の摂理に基づいた真の健康と美しさで自由に生きていく楽しさ」を伝えている。

ホリスティックセラピーtrois(トロワ)主宰。

 

こんにちは。
佐藤三知代です。

 

みなさんは「海」に親しまれていますか?

 

私は20代前半の頃、海でシュノーケリングをするのが大好きで、週末になると伊豆の海に出かけてはシュノーケリングを楽しんでいました。

 

ちなみに、伊豆に住んでいたわけではありませんので、往復で何時間もかけて出かけていました。(若かったなあ・・^^)

 

ダイビングではなくシュノーケリングを選んだのは、フィン・ゴーグル・シュノーケルという軽装で楽しめること。そして何より、海上と海中を自由自在に行き来できることでした。

 

海の中にきらきらと差し込む太陽光のゆらぎ、自分が海水に溶け込んでいくような感覚、自由に水と戯れ泳いでいる時に感じる極上の開放感・・そんな感覚を懐かしく思い出します。

 

海は、時に荒々しく厳しい表情を見せます。

 

でも、その美しく広大な景色を目の前にすると、なんとも言えない開放感を味わったり深くリラックスしている自分に気がつきます。

 

それは、「生まれる前の記憶が呼び起こされるから」なのかもしれません。

 

海の水と体内の水

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生まれる前の記憶、それは母親の温かい体内で羊水に浸かっていた頃のことなのでしょう。

 

ヒトの赤ちゃんは、地球上に生命が発生してから人類が出現するまで、35億年という長い進化の歴史を、たったの40週(280日)でたどる、という驚くべきスピードで成長してこの世に産まれてきます。

 

そして胎児の命を育む「羊水」ですが、そこに含まれるミネラル成分は、海水に含まれるそれと、ほぼ同様のものであることがわかっています。

 

また、ヒトの「水=体液」である「血液」のミネラルバランスもまた、海水に含まれるミネラルのバランスとほぼ同じ、と言われています。

 

そう。私たちは海に抱かれ成長し、ヒトとして生まれ落ちてからも、自らの体内に「海」を宿しているのです。

 

人が海に惹かれるのは、私たちの「内なる海」と「外の海」が共鳴・共振しているからなのかもしれません。

 

海はどこからやってきた?

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ところで、海の水は一体どこからやってきたのでしょうか?

昔からあるこの謎に関しては、多くの科学者たちが未だに頭を悩ませているようです。

 

太陽系の中でも「液体としての水」が存在するのは唯一「地球」だけ。

では、「地球にはもともと海(水)が存在していたのか?」というと、そうではないのですから。

 

地球に水をもたらしたものの存在については諸説ありますが、その多くは「地球の水は宇宙からやってきた」という説に由来しています。

 

その観点から見ると、私たちはその命の大元を宇宙にもつ、地球外生物であるとも言えるのではないでしょうか。

 

水はあらゆる物質や非物質の周波数を転写・記憶しますが、「宇宙からやってきた水」が私たちの命の源であるなら、命を育んでいる「地球の情報」だけでなく「宇宙の情報」を自らの体内に持っているということになりますね。

 

その宇宙の情報とは、一体何でしょう・・?

 

「今ここに存在しているという奇跡・感謝・自由・創造・愛・喜び・共存・共栄・育む・受容・・」

 

それは宇宙創造の意志。地球の生命体の全てに、その集合意識として送られたメッセージなのかもしれません。

 

その言葉は「羊水」を介して人類のDNAの中に記憶され、地上に含まれるあらゆる「水」を介して、共鳴・共振し、地球に生きる全ての生命体に発振されているのではと感じるのです。

「アメノミナカヌシ」はいつでもそこに在る

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情報化社会が進んだ今、江戸時代に人々が一生をかけて得ていた情報量を、現代人はたったの1日で入手できる、とも言われています。

 

そしてこの流れは、今後さらに加速を極め、先の社会も暮らしも驚くほどのスピードであらゆる変化を促していくことになるでしょう。

 

でも、そんなふうに社会がどんなに変化・変容していったとしても依然として変わらない、普遍的なものがあります。

 

それは、大宇宙の生命の営みであり、私たちの「内側の海」と「外側の海」との関係性です。

 

命は生まれては亡くなり、また新しい命が生まれてくる。

そんな自然界の摂理である「命の循環」は、太古の昔から今に受け継がれ、変わることがありません。

 

同様に、ヒトという生命体の構造や霊性もまた、変わることはありません。

 

人の「内側の海」と「外側の海」は絶えず、共鳴・共振し続けているのです。

 

過去記事で「植物と人を結ぶ水のはたらき」についてお伝えしましたが、水は植物と人だけでなく、大いなる宇宙と地球、地球と私たち、そして人類の全てを結ぶ「むすひ」のはたらきを担っているのではないでしょうか。

 

そのことに私は「天之御中主神(あめのみなかぬしのかみ)」のおはたらきを感じます。

 

天之御中主神は「海之水中主」とも書くことができます。

 

二項対立の時代に、「自然」から「分かれ」、「自分」になってしまった私たち人間。

 

それでも、自分の体内にある海を意識することで、天之御中主神が心と体、人と人、人と自然界・宇宙を、いつでも一つに結びつけてくれるような気がします。

 

地球は「水の惑星」。大いなる宇宙の太陽系の中で唯一、生命を育むことができる豊かな「水」を持っている「奇跡の惑星」です。

 

そして、そこに生きる私たちの体も「水」でできています。

 

私たちの体には「海之水中主が内在している」と意識できるといいですよね。

 

「水の“むすひ”」を意識することで、自らのDNAに組み込まれたメッセージを思い出し、「本来の自分で自由に人生を創造していく力」を呼び覚ますことができるのですから。



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いかがでしたでしょうか。

 

私たちが、目の前に広がる海の光景に

心動かされたり

深くリラックスするのは、

 

体内に、海の水と同じ起源をもつ

「水」が存在しているから

 

なのかもしれませんね。

 

佐藤さんは、

 

私たちの「内なる海」と

「外の海」が共鳴・共振しているから

 

と表現されていますが、

 

この言葉に癒され、

深層の奥深くに眠る記憶を

呼び覚まされるような感覚を覚えるのは

私だけではないでしょう。

 

そう。

私たちは、自らの体内に

「海」を宿している存在なのです。

 

そして、そんな体内の海に

思いを馳せて調和するとき、

奇跡のような「結び」が

起こるのかもしれません。

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