マルチタスク&情報過多の時代にこそ取り入れたい、瞑想習慣

夕日の海辺でヨガポーズや蓮の位置を考える女性のシルエット

こんにちは。

essence編集部です。

 

仕事に、家事に、子育てに。

一日の中でも女性はやることが多いもの。

 

そんな風に日々様々なことに追われる中で、

 

「何もかも自分でこなさなければならない」

 

と、一人で抱え込んでしまっている方も

多いのではないでしょうか。

 

とくに責任感が強くて頑張り屋の女性ほど、

オンとオフの切り替えがうまくできずに、

悩んでいるという方も多いようです。

 

そんな女性にぜひおすすめしたいのが、

日々の瞑想習慣。

 

とくにコロナ以降、

じわじわと瞑想ブームが広がりつつある中で、

朝起きてから1日5分だけ瞑想をしたり、

空き時間を見つけて瞑想をして気分をリフレッシュする

といった人たちが増えています。

 

そこで今回は、

とくにマルチタスクになりがちな忙しい女性に向けて、

ご自身も瞑想を習慣にされているという内海昭徳さんが、

瞑想を習慣にすることのメリットについて、

大切なポイントを語ってくださいました。


▲内海昭徳

株式会社ロンズデーライト代表取締役

neten株式会社客員研究員

筑波大学で国際関係学、京都大学大学院で政治哲学・社会経済学を専攻。9/11テロを機に、人間の根本的な意識進化の必要性を感じ、大学院を中退。世界の真相と人間の意識の本質の探求を深める中で、メタ認識次元の叡智を掴み、科学と悟りの知恵を融合した人間開発と社会変革に長年取り組む。北米への事業の新規展開を担う過程で、2018年サンフランシスコで開催されたwisdom2.0に日本人初のエントリースピーカーとして登壇。シリコンバレーを中心に、テクノロジーの進歩と並走できる宇宙の普遍的真理の社会実装ニーズの高まりを予見し、独立。コンサルティングや組織研修、講演会、リトリート、ワークショップなど様々に取り組んでいる。

経営・人事・教育など、これからの時代の「人的資本経営」に関心を持つ企業人が集う企業エキシビジョン「ヒューマンキャピタル・ラーニングイノベーション」(主催 : 日経新聞、日経BP)に出展した。

著書『経営者のための悟りリテラシー講座』『タナトスの寂滅』ほか

じわじわと広がりつつある、瞑想を実践する人たち

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瞑想が静かに定着してきている昨今、

都内の一等地にも瞑想スタジオができたり、

オンラインでの瞑想会が開催されたりしています。

 

企業でも、Googleなどではだいぶ前から

メディテーション・ルームが

準備されたりしていましたので、

日本でもだんだんそうなるかもしれませんね。

 

昨今は「モーニング・リチュアル」という言葉も

あるように、朝の5分からでも

継続的な瞑想の習慣をつけることで、

一日のパフォーマンスを向上させようというトレンドもあるようです。

 

そこで今日は、数ある瞑想効果の中から一つ、

心の切り替え能力である

「スイッチング」について

お届けしたいと思います。

忙しい女性やマルチタスクの方が抱える、潜在的な課題とは?

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日中、職場で仕事をしていると、

いろんな案件やタスクが

同時に舞い込んでくることがありますよね。

 

一般的には、それらを

緊急度と重要度の高い・低いに分けて、

To Doリストを整理し、スケジューリング

したりして進めることが多いと思います。

 

しかし、ある程度自分でコントロールできる

仕事だけでなく、突発的なこともあれば

家では家事や雑務に追われたりしますし、

 

さらに、自分の意思ではもはや

コントロール不能な育児までも

抱えていたりすると、

これはなかなか一筋縄ではいきませんよね。

 

仕事も家事も育児も、という

女性がたくさんいらっしゃるこの時代、

マルチタスクを見事にこなせる方も

中にはいらっしゃるかと思いますが

 

実際には、体力的にも大変ですし、

何より、仕事だけでも忙しいのに、

今日の夕食のことや子供のことなどが

頭をよぎり、心の整理が追いつかず

キャパオーバーになったりなど、

苦心されている女性も多いのではないかと思います。

 

結果として、

仕事にうまく集中できなかったり

良いアイディアや閃きも生まれにくくなったり

 

また、スマホ習慣とSNSなどで情報過多になり、

意識が分散して集中力も下がり、リラックスできる

余裕もなくなり、八つ当たりしてしまったりなど

 

中にはそんな自分を否定して

さらに負のループに入ってしまう

ケースもあるかもしれません。

瞑想は、スイッチのオン・オフの切り替えにも有効

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「マルチタスク」という言葉には、

いかにも有能でバリバリ仕事もできるという

イメージがありますが

 

例えば自分のパソコンで

動画や音楽、数多くのサイト、

多様なアプリなどを同時に全部

並列で稼働させていたら、

 

当然、読み込み速度などの

パフォーマンスは落ちますし、

中にはフリーズしたり、

熱を帯びてファンが異常に回ったりしますね。

 

私たち人間も同じようなもので、

そんな時は静かにクールダウンして、

色々とスイッチをオフにしたり

切り替えたりする必要があります。

 

そのためにも瞑想は有効で、

日常的な習慣があればもちろん良いですが、

たまに少し時間をとってみるだけでも

気分がリフレッシュできるきっかけになると思います。

 

そして、少し本質的なことに触れるなら、

沢庵禅師が「前後裁断」という言葉を残したように

 

過去(前)と未来(後)と言う時間軸を

切り離して「今を生きる」ことにつながる瞑想は、

その瞬間、その瞬間を自覚的に

スイッチングして軽やかに生きるために、

実用的な面からも、大変価値ある智慧だと言えるでしょう。

 

ほんの少しの瞑想時間を取ることで

集中とリラックス効果が上がり、

1日の全体時間のパフォーマンスアップに

つながるかと思いますので、

気軽な感じで、ぜひ日々の習慣にしてみてはいかがでしょうか。

・・・・・・・・・・


いかがでしたか?

普段からマルチタスクを抱えている忙しい方にはとくに

瞑想がおすすめだという理由が

お分かりいただけたのではないでしょうか。


最初は慣れなくても続けていくうちに、

少しずつ効果が表れてくるので、

まずは身近なところから瞑想ができる場所を

探してみるのも良いかもしれません。


YouTubeなどでも「瞑想」、「メディテーション」

といったキーワードで検索すると、

たくさん動画が出てきますので、

自分に合うものと出会えるといいですよね♪


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