現実化は“直線的”には表れない!?願いが叶う人と叶わない人の差とは/ことほぎの輪⑥

こんにちは。
essence編集部です。

「ことほぎ」から始まる世界とは?

 とくに2019年に始まった
コロナ・パンデミック以降
数年のあいだ、

社会情勢は大きく揺れ動き、
インフレをはじめ国際秩序を
揺るがすような事態により
世界は今まさに混迷を極めています。

 
そんな時代に、未来を照らすカギと
なるのが「ことほぎ」です。

「ことほぎ」とは、「寿ぎ」。


夢をつなぎ、希望をつなぐ、
この「ことほぎ」の叡智を知ることで、
絶望が光に変わります。

 
私たちデータムグループでは、
これまでに古代から受け継がれてきたこと、
日本文化の奥深くに眠る叡智を
さまざまな形でお伝えしてきましたが、
今この混迷の時代だからこそ開示できる
情報があると確信し、
満を持して「ことほぎの輪」講座を
スタートいたしました。

「ことほぎ」

 

それは、多くの人にとって
なかなか馴染みのない言葉
なのかもしれません。

 

しかし、こちらのessenceで
発信していく情報や、
これから順次ご紹介していく講座の
プレセミナーをご覧いただく中で、

なぜ今「ことほぎ」が大事なのか?

ということが、
少しずつ明らかになっていくことでしょう。

 

そこでまずは読者の皆さまに早速、
プレセミナーの一部を
ご覧いただきたいと思います。

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講師:
石原政樹

neten株式会社 顧問
一般社団法人 白川学館理事

禅僧であった祖父の影響で、幼少期より禅や各種瞑想に親しんできた。20代後半、10時間を超える瞑想中にエネルギーが覚醒、一切の存在と融合するという神秘的な体験を経験。その後、少林拳、少林武術、太極拳、古武術、レイキ、気功、気導術、ヴィパッサナー、肥田式強健術など、東洋の叡智を積極的に学ぶ。

日本の伝統文化に隠された叡智を活用し、実社会において、内面も外面も充実させて生きるための研究に従事。ここ数年は、それらの成果を世界に広めるプログラムのリードに尽力 している。

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 講師:
内海昭徳


株式会社ロンズデーライト代表取締役
人財育成・組織変容コンサルタント/ 研修講師 / 著述家
neten株式会社客員研究員 / tenrai Inc.取締役副社長兼CLO(Chief Learning Officer)

筑波大学で国際関係学、京都大学大学院で政治哲学・社会経済学を専攻。9/11テロを機に、世界の根本的なパラダイムシフトの必要性を感じ、大学院を中退。
人間の意識変容の本質探求を深める中で、メタ認識次元の叡智を掴み、科学と悟りの知恵を融合した人間開発と社会変革に長年取り組む。
2018年サンフランシスコで開催されたwisdom2.0に日本人初のエントリースピーカーとして登壇。シリコンバレーを中心に、AIやDXなどテクノロジーの進歩と並走できる人間の意識変容の社会実装ニーズが高まる潮流を実感し、独立。
日経主催の企業エキシビションへの参画なども通して、人的資本経営への悟りの智慧の実装を提唱しつつ、個人・法人向けのコンサルティングや組織研修、各種セミナー、出版サポート、リトリート、ワークショップなど様々に取り組んでいる。

著書:『ビヨンド・ティール』『経営者のための悟りリテラシー講座』『タナトスの寂滅』『タオ・リズム(共著:福田純子氏)』ほか

 

願いが叶いやすい人と、叶いにくい人の“差”とは?

内海さん:

前回の続きになりますが、世の中には、願いが叶いやすい人と、なかなか叶いづらい人がいると思うのですが、石原さんはこれについて、どう思われますか?

 

石原さん:

はい。

それは、一つにこういうことが考えられると思うんです。

願いがあったとして、"その願いの表れ方が、現実に現れる時は直線ではない"ということが、ある程度分かっている人。

 

内海さん:

直線ではない、とはどういうことでしょうか?

 

石原さん:

そうですね。言ったことがパッと叶ってしまえば、それほど楽なことはないですよね。でも実際に、現実に現れる時にはなかなかそうはいかない。もちろん、パッと思ってすぐに現実になることもあるのですけれども。

 

内海さん:

「言ったから、こうなった」というのは直線?

 

石原さん:

そういう意味ですね。

それを直線と呼ぶとすると、「こうあるんだ」と決めたのに、そうならないこともある。

 

内海さん:

ありますよね。せっかく決めて、必ずこうなりたいと思っているのに、むしろ逆になったり…。

 

石原さん:

そうですね。

「こうやって独立するんだ!」と言っても、逆にそれがうまくいかなかったりとか。成功している経営者の方も、最初に立ち上げた事業からは今、全然違う事業になっていたりということは、結構あったりします。

 

それはなぜかというと、「やろうと思ったけれど、うまくいかない」というようなことが起きたりするからですね。賛成してくれると思ったのに、逆にまわりの皆から反対されたりとか、ということは結構頻繁にあることなんですよね。

 

要するに、意志とは浄化装置みたいなものになり得るというか。

 

心を決めた時は、これまでとは違った変化ですから、当然まわりにも変化が起きる。たとえば、まわりが猛烈に反対してきたりとか、溜まっていた汚れが目に見える形で出てくることがあります。

 

でも、それは、あまり認めたくないということがあると思うんですね。

 

それで、最初から理想的なものを得た時の心地良さだけに囚われてしまう。でも、そうではないことの方が圧倒的に多いから、せっかく決意をしたのに、一気に落ち込んでしまう。

 

しかし、ここから先が重要で、

本当は「落ち込んだ自分の中に、以前とは違う成長した自分の姿がすでに存在している」ということなんです。

 

良いことも、悪いことも揃って「ペアで幸せ」に?

内海さん:

なるほど。多くの人はそこには気づけずに、「せっかく決意したのに周りが反対したり、何かを始めるにしても障害が多すぎる」と思って、残念ながら諦めてしまうというケースも多い…。でも、実際には見えないだけで、意志のもとに生まれた新しい自分が存在しているということですね。

 

 

石原さん:

はい。現実世界では一見して、反対している人たちがわかりやすい形で現れてくるのでそちらにとらわれてしまいがちなのですが、実は同時に、成長した自分を認めてくれる仲間たちが、まだ目には見えないだけで本当は存在しているということですね。

 

日本で言う「言霊(ことたま)」の「たま」は「霊(れい)」と書いている通り、見えないということなんですね。

 

見えないけどでもあるっていうで、それを表に表すのは、「こと」の力ですね。

 

そこをはっきりと見えない言葉っていうのを、良いことだったり、悪いことだったり、下手すると言霊が呪いになったりするので、その"両方がペアで幸せになる、見えないエネルギーを引っ張り出す"というところを、「ことほぎ」といいますか。

 

内海さん:

両方が幸せになる、ということなんですね。ペアであれば、両方が幸せということですよね。

 

映画『すずめの戸締まり』でも、まさに最後のシーンでは、自分が死んででもってぐらいの意志を発していて、最終的に全てがハッピーになっている。

 

石原さん:

そうですね。

だからあの時途中でね、このままこの人死んじゃうのではないかなって思うくらいのシーンもありますけれど、そのあとパッと変わって、悪くなっているように見える中にも、良くなる未来が既にあるっていうところに気づけるかどうかっていうところが大きいですね。

 

内海さん:

それが直線では表れなくて、しかも見た目の一時の印象・認識の良し悪しで「だめじゃん」というのは違うよ、ということですね。

 

そのほかに、「ことほぎ」を考える上で、大事なポイントはありますでしょうか。

 

石原さん:

はい。それは・・。

 

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いかがでしたでしょうか?

 

今回は、前回の「人生がうまくいっている人は、使っている言葉が違う」というテーマから一歩進んで、「願いが叶いやすい人」と「そうでない人」の違いについて、お話しいただきました。

 

ふだん使っている言葉が現実世界に何かしら影響を与えていることは間違いないですが、現実に現れてくる時のプロセスに注目してみると、本当にさまざまな現象が出てくることが見えてきます。

 

そうした中で、多くの人は「願ったらすぐ叶う」状態を望み、うまくいかなかったら諦めてしまうということもあるかと思いますが、実は、決めた時点で、これまでにはない新しい自分が存在するようになるのです。

 

石原さんの、「直線」という言葉もとてもわかりやすく、印象的でした。

 

直線で現れないからダメ、というのではなく、そこには大事な意味があるということですね。

 

次回もどうぞお楽しみに!
 

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いかがでしたでしょうか?

 

前回、内海さんが投げかけた「言葉の本質とは?」という問いかけに対する答えが、今回のお話で少しずつ明らかになってきたのではないでしょうか。

 

私たちは、起こった出来事に対して自分の感情をのせて「良い・悪い」と「嬉しい・悲しい」などといった言葉で表現しようとしますが、言霊の世界では逆で、こうなってほしい未来や、こうありたい未来に向けて意識をフォーカスして言葉を先行していくことが大事だということが、見えてきました。

 

つまり、「すでにそうなっている現実」をイメージして、そこに対して言葉を発していく、ということです。

 

そう考えると、私たちが常日頃から使う言葉がいかに大事であるか?ということが、改めて見えてきます。

 

次回は、今回の内容を踏まえて、「願いが叶いやすい人」と「そうでない人」の違いについてさらに深掘りしたトークを繰り広げていただきます。

 

日々の言葉遣いや意識のちょっとした「差」がどのように現実に影響するのか?

 

ぜひ次回もお楽しみに。

 

【ことほぎの輪 - The Circle -

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