画像引用：https://www.nma.gov.au/defining-moments/resources/earliest-evidence-of-the-boomerang-in-australia
こんにちは。
ヒューマンビートボクサーで、
datum houseのライターの村澤です。
突然ですが、
『ブーメラン』という言葉を聞いて、
皆さまは、どのような
印象を持たれるでしょうか？
ブーメランは元々、
アボリジニなどの先住民族が
鳥獣の捕獲の際に
扱っていた狩猟用具です。
ブーメランの最大の特徴は、
「投げると自分の元に返ってくる」
ことですが、
その特徴が
人間関係でも発揮されることから
インターネット上や、SNS上で
ネット用語として
若者を中心に流通し
最近では、
ブーメランという言葉が
幅広く使われるようになりました。
結論から申し上げますと、
「投げると返ってくる」という
ブーメランの特徴が
実はそっくりそのまま
【宇宙の法則】だと言えるのです。
ですから、
活用次第では
本人の予想を遥かに超えた
創造が可能になるのですが、
現時点では、
世の中の殆どの場合が
批判や悪口を言った本人に対して
「ブーメラン」が
表現されているように思えます。
(例)
⚫︎「不倫をする人は最低だ」と、
発言していた本人が不倫をしていた
⚫︎政治家が脱税を指摘、非難していたが
自身の脱税が発覚した
などなど、、
「お前が言うな！」と、
言いたくなるような場合に
使われるわけです(笑)。
例えば皆さまも、
子どもの頃に
このような言い合いを
見た(した)ことがないでしょうか。
Ａくん「バーカ」
Ｂくん「バカって言う方がバカなんだよ」
これも単純ではありますが
ブーメランの状態です(笑)。
投げた言葉が
まるで鏡に写したように
そのまま自分に返ってくる。
これこそが
ブーメランの特徴であり
宇宙創造の法則なのです。
「投げた言葉が返ってくる」
と聞くと、
ひとつ疑問が湧いてきます。
「言葉を発しない場合は
ブーメランの法則は起きないのか？」
という疑問です。
こちらは、
datum houseの記事を
お読みの皆様であれば
簡単に答えが
出てくると思います。
ハイ、答えは
「起きる」です。
それはなぜかと言うと、
口や文字を通して放たれた
「言葉」よりも
言葉になる前の段階の
「言霊」、
つまり目に見えないエネルギーの方が
宇宙創造においては
極めて大きな影響力を持つからです。
つまり、
どんな言葉を発するか＝やり方
よりも、
どんな言葉を持っているか＝在り方
ということの方が
よっぽど大切だということです。
ではここで、
実際に言葉にしたわけではないのに
特大のブーメランが返ってきた例を
ひとつご紹介いたします。
昨年、
日本の格闘技界を震撼させた
ある出来事です。
試合のため来日した
海外のトップ選手に対して
日本の政治家の方が
花束を渡す場面です。
その際に、
政治家の方は無言で
わざと花束を足下に落とし、
海外選手を睨みつけたことで
インターネット上が
その話題で大炎上したのです。
結果的に、
その政治家の方には
日本全国の格闘技ファンから
大バッシングと、
下劣な行為だと
痛烈な批判や非難が集まりました。
何故この政治家の方が
そのようなモラルの無い行動に
出たのかと言うと、
実は、
試合をしたこの海外選手の
犯罪歴についてや、
また同時に、
ルールや契約内容を簡単に
破ってくる海外勢について
非難、言及しており、
日本の格闘技界と選手が
こうした勢力に侵害されないためにと、
あえて抵抗の意思表示として
そのような行為に走った
といった経緯がありました。
日本人選手や、
日本のスポーツ界を守りたい、、、
その一心で行動に出た
本人の思惑とは裏腹に、
日本国民から痛烈な
「超特大のブーメラン」が
返ってきてしまいました。
本人は大義名分のために
起こした行動のつもりでも、
選手を否定することで
大勢の方が楽しみにしていた
舞台を台無しにしたわけです。
無言の反発は
言葉にこそしていませんが、
心の声が態度に現れ
否定の特大ブーメランが
返ってきた、というわけです。
要するに、
自分の意思を、
言葉にしない場合においてさえ、
自らの在り方が、
現実世界に反映されて返ってくると。
これが
ブーメランの法則であり、
宇宙の法則なのです。
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〜後編に続く〜
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