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肌荒れの“3つの原因”とは?乾燥が気になる季節に肌を整える方法

作成者: essence編集部|Nov 1, 2022 2:56:55 AM

 

夏から秋に季節が切り替わり、急に肌荒れがひどくなった方はおられませんか?

 

それも無理はありません。なぜなら、季節の切り替わり時である秋は、とくに肌荒れしやすい季節だからです。

 

この時期は空気が乾燥するにつれて肌の水分も失われやすくなりますから、そのまま放置していると、冬を迎えた瞬間に悪化してしまうリスクもあります。

 

前回の記事で「乾燥はお肌の大敵」とお伝えしましたが、まさにこれから、肌の乾燥が避けられない季節がやってくるということです。

 

そこで今回は、秋の肌荒れの3つの原因や改善方法について、お伝えしたいと思います。

肌荒れの“3つの原因”とは?

秋に肌荒れがする理由の1つ目は、自律神経の乱れです。

自律神経とは、人が自分を取り囲む環境に適応するために備わった神経です。今いる環境の中に自分を適応させて生きるために、動物に本来備わっているものです。

 

秋は、自律神経のスイッチが切り替わる時期です。

 

暑い夏は、筋肉や血管を緩めて発汗を促し、体温を下げるために副交感神経が優位になっています。一方、寒い冬は、筋肉や血管を縮めて体温を保持するために、交感神経が優位になります。

 

つまり秋は、副交感神経から交感神経へのスイッチの切り替えどき。

 

ただ、環境の変化に対して自律神経がスムーズに反応して適応できるとも限りません。それに気温的にも暑かったり寒かったりと安定しないため、自律神経がバランスを崩しやすい季節でもあります。

 

自律神経は、新陳代謝にも関わっています。ですから、自律神経が乱れると、肌の新陳代謝・ターンオーバーも乱れがちになります。

 

肌は、おおよそ28日サイクルで古い細胞が新しく入れ替わっていますが、このサイクルの乱れが起こると、古い細胞が上手く剥がれ落ちなかったり新しい細胞が上手く作られなかったりして、乾燥やくすみの原因になります。



2つ目は、花粉です。

花粉症の2大シーズンといえば、春と秋。

とくに、イネ科やブタクサが刺激になる方も少なくないでしょう。

 

花粉自体も肌の刺激になりますし、アレルギーがある場合、鼻炎だけでなく肌の炎症の原因にもなります。

11月からは花粉は減りますが、赤みとかゆみが残った状態で乾燥の季節である冬を迎えるとそのまま湿疹となって悪化してしまう可能性もあります。



3つ目は、乾燥。

空気は、気温が高い時、大気中には多くの水分が含まれていることになります。一方で、気温が下がると大気中に含まれる水分量も自然と減ることになります。

 

そのため、気温が下がる秋から冬にかけては空気が乾燥して、その分、肌から水分が蒸発しやすくなるのです。

 

つまり秋は、この3つの原因から、肌が荒れやすい季節だといえるのです。冬に突入する前にしっかり改善したいところですね。

秋の肌荒れを冬までに整える方法

①洗顔はぬるま湯で

寒くなるこれからの季節は、冷たい水での洗顔が辛くなりますね。

 

そこであたたかいお湯を使いたくなりますが、この時もやはり適温調整が必要です。お湯で洗っても良いのですが、熱すぎるお湯は避けるようにしてください。

 

皮脂は、32度を超えると溶け出し、温度が上がるごとに皮脂が溶けやすくなります。

 

皮脂を守りながら洗顔をするには、32度より低いぬるま湯で洗顔するようにしましょう。

②拭き取りタイプのメイク落としは控える

お化粧を落とす時に、手軽で便利な、拭き取りタイプのメイク落としを使っている人もいらっしゃるでしょう。

 

しかし、肌には摩擦を加えることが最もNGな行為なのです。肌に摩擦を加えると、シワやシミの原因になることがあるからです。

 

肌に最も負担が少ないのは、クリームタイプやオイルタイプのもの。

 

そこでもしクリームタイプのものを使うのであれば、たっぷり肌にクリームをのせて、肌に直接手が触れないようにふんわりと落とすようにしましょう。

 

オイルタイプのものを使う場合は、ゴシゴシこすらずに軽く肌に馴染ませてメイクが浮き上がるまで待ってから優しく洗い流すようにしましょう。

 

③合成界面活性剤フリーの石鹸を

洗浄力が高いタイプの洗顔フォームは、ラウレス硫酸ナトリウムなどの合成界面活性剤が配合されている可能性があるので注意が必要です。


このタイプの洗顔料を使用する場合、皮脂を取りすぎて潤いを低下させる原因になるため、できるだけ避けたいところ。

 

潤いを守ることにも配慮したシンプルな組成の石鹸、もしくはメイクしていない場合は、ぬるま湯洗いだけでも構いません。

 

④ゴシゴシタオルはNG!

当然ながら、水分を拭き取るのにタオルでゴシゴシ擦るのはNGです。

 

角質がボロボロになるだけでなく、痒みの悪化や続けていると深いシワやシミ、くすみの原因にもなってしまうからです。

 

お肌を洗う時には、天然素材のタオルで優しく押さえるように拭き取りましょう。

 

⑤基礎化粧品は冬仕様に保湿には、セラミド入りを

夏用の基礎化粧品は、アルコールが配合されているため乾燥しやすい可能性があります。

 

そのため、これからの季節は冬に備えて保湿力を強化したタイプに事前に変更しましょう。

 

保湿のためには、皮膚の上からしっかりとターゲット層である角層に届く、セラミド配合の基礎化粧品を使うのがおすすめです。

 

⑥心穏やかに1日を大切に

 

寒くなるこれからの季節は、交感神経への切り替わり時とお伝えしました。

 

もちろん、環境に適応するために必要な働きではありますが、バランスが偏ってしまうとよくありません。

 

自律神経を整えるには、ストレスを溜め込まず、メリハリをもった1日を過ごすこと。

 

朝はシャキッと起き、日中は元気に活動し、日が暮れたらゆったりと過ごす。そして、1日の終わりに、ゆっくりと深呼吸をして自律神経を鎮め、しっかりと自分のコアに繋がることが大切です。

 

それから就寝前に、お風呂に浸かってリラックスすることも大切ですね。

人は環境の中で生きていきますが、環境の変化によって自分の中心軸がずれてしまうと心身がアンバランスになって、あらゆる不調の原因を生み出してしまいます。

 

「外側に現れる肌の乱れは、内側の乱れ」

 

そう心に留めて、心だけでもなく体だけでもなく、心身を両方ともバランスよく整えるように意識していきましょう。

 

心身を整えていくことは、見た目の美しさにも繋がっていくのです。

――――

 

いかがでしたでしょうか。

健康を維持するためには「自律神経を
整えることが重要」と言われていますが、

お肌を良い状態で保つ上でも大事だという

ことがよくわかりましたね。

 

副交感神経が優位になっている夏、

そして交感神経が優位になっている冬の

ちょうど中間にあたる秋は、自律神経の

スイッチが切り替わる時期。

 

とはいえ、誰もがその状態をスムーズに

切り替えられるわけではなく、
うまくいかずにバランスを崩してしまう

人もいるようです。

 

そうならないためにも、一日の終わりに
入浴でリラックスタイムをつくるなど、

交感神経と副交感神経のバランス整える

習慣づくりを心がけたいものですね。

 

それから美肌のためには、なんといっても

「セラミド」

 

前回の記事でも桐村先生にはセラミドに

ついてわかりやすく解説していただきま

したが、この機会に改めてチェックして

みてはいかがでしょうか。

 

目からウロコの美肌情報が満載ですので、

ぜひご覧になってみてください。

 

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