こんにちは。
佐藤三知代です。
4月に入り春も本番。新生活が始まった方もいらっしゃることでしょう。
新しい生活は毎日が期待と不安の連続。新しい環境、人間関係などに順応しようと、意識は常に外向きになりがちですね。
そんな時、心は常に緊張状態・・。緊張はストレスとなって、様々なトラブルに発展してしまいます。
また、やっと環境に慣れた頃には、その反動で、五月病などの無気力症の原因にも...。
春は、交感神経(緊張)と副交感神経(リラックス)のバランスを調節する、「自律神経」が不調をきたしやすい時でもあります。
そんな時に意識していただきたいのが、「呼吸」です。
「呼吸」を意識することで、自律神経のバランスを整えることができるのですが、そこにアロマの効果をプラスすることで、さらに良い効果が!
今回は、そんな呼吸とアロマを使った「アロマ瞑想」によるセルフケアのお話を。とはいえ、瞑想といっても難しいものではありません。
「天然アロマの香りと深い呼吸を味わう」。そんな感覚で、ぜひ気軽に取り入れてみてくださいね。
マインドフルネスは、深い呼吸に意識を置いた瞑想法の一つ。
仕事への集中力が増したり、思考がクリアになったり、感情のコントロールがしやすくなることで社員のパフォーマンスを最大にすることを目的に、大企業でも取り入れられているようです。
現代人は「左脳偏重型」と言われていますが、呼吸に意識を置くと副交感神経が優位になることで、右脳が活性化し、左脳と右脳のバランスが整うとも言われていますね。
この状態は、マクロビで言えば「陰陽調和」の状態。
陰陽の偏りなく、「中庸=ゼロの状態」に整えた時、人は自分でも意識していなかった未知の力を引き出すことができると考えられています。
つまり、呼吸を整えることで中庸の状態と同様に、交感神経と副交感神経、右脳と左脳という、相反する要素をすべて含めた、全能の状態へと整えていくことができるのです。
それが、「鼻呼吸」をしている状態。
実はこの鼻呼吸と自律神経には、とても密接な関係にあることがわかっています。
それは、左の鼻呼吸を優位にすることで右脳が活性化し、副交感神経が優位になる。そしてもう一つは、右の鼻呼吸を優位にすることで左脳が活性化して、交感神経が優位になる、というもの。
香りを感じながら深い呼吸に整えることで自律神経の働きを助け、ゼロの状態に持っていくことができる。それがアロマ瞑想なのです。
同様に、木漏れ日が風に揺らぐ様子、波が寄せる音、木々の葉が風にそよぐ音etc…自然界の「ゆらぎ」の中に身を置くと、私たちの心は解放され、心からリラックスすることができます。
それは、私たちの脳内にある「ゆらぎ」と共鳴しているからこそ。「脳内のゆらぎ」とは、「自律神経の働き」そのものです。
以前の記事でもお伝えした「天然アロマの香り」は、まさに、ゆらぎを持った自然界からの贈り物。
心地よい天然アロマの香りをお部屋に香らせてみてください。そして、その香りを鼻呼吸で存分に味わってください。
そうすることで天然アロマのゆらぎは、私たちの脳内のゆらぎと共鳴して、「自然と一体になる」という、充足感を得られることになるでしょう。
鼻呼吸のリズムは、自然界の波のゆらぎのリズムである、「波が1分間に打ち寄せる回数=18回」に合わせると、さらに自然と一体になれる感覚を味わうことができると思います。
機会があれば、アロマ瞑想の時のおススメの香りについても触れていきますので、どうぞお楽しみに。
また、白川には瞑想やマインドフルネスのさらに奥にある「鎮魂」という和の叡智がありますので、ぜひ興味のある方は取り組んでみてくださいね。
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いかがでしたでしょうか。
佐藤さんの記事を読んでいて、すぐに
でも自然豊かな場所に出かけていって、
思いっきり深呼吸をしたい気持ちに
なったのは、私だけでしょうか。
私たちは普段、
息を「吐く・吸う」
という呼吸をたえず繰り返しており、
しかもそれは全て無意識におこなわれて
いるわけですが、
そんなふうに誰もが当たり前にできて
しまうことだからこそ、その中に実は
ものすごく大事なヒントが隠れている
のかもしれません。
そして、その呼吸は、
私たちがこの世にオギャーと生まれて
初めておこなう行為だからこそ、
それを整えていくことによって
「大きく何かが」変わりそうです。
そのためにもまずは、呼吸に意識を向け
て、じっくりと感じてみることから。
アロマをうまく取り入れながら、
ぜひ今日から呼吸を味わってみて
くださいね♪
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